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[機翻] 【專訪】伊波杏樹,《能夠保持自我身份的歌手》

紅星 | 2023-06-14 14:26:04 | 巴幣 0 | 人氣 134

自己日文太爛,內容都是用翻譯機翻譯,在稍微潤過之後才丟上來的
主要是看著自爽+記錄用,純粹想了解她們的狀況
星團連載都沒更新,看到這個就來弄了XD
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【專訪】伊波杏樹,《能夠保持自我身份的歌手》

伊波杏樹於5月28日完成了名為<Re merveilleux VOYAGE>的東京、名古屋和大阪巡迴演出。她成立了自己的新レーベル「Queue me! Disque」,並將於6月14日發行她的首張單曲「Killer Bee」。

她開始了更大的突破,我們想知道她現在的心境如何。除了關於東名阪巡迴演出的感想和首張單曲的音樂,她與我們充分交流了有關「伊波杏樹」這個人物的近況和受到的影響等。

【インタビュー】伊波杏樹、「私が私でいられるアーティストに」

5月28日に、東名阪ツアー<Re merveilleux VOYAGE>を完走した伊波杏樹。彼女は自身の新レーベル「Queue me! Disque」を設立し、6月14日には1stシングル「Killer Bee」もリリースする。

さらなる躍進を遂げていこうとスタートを切る彼女は、今どんな心境なのだろうか。東名阪ツアーの感想や1stシングルの楽曲についてはもちろん、昨今影響を受けたものなど、「伊波杏樹」という人物について本人にたっぷり語ってもらった。

▪那個時刻終於到來,我已準備好了

▪その時が来た、心の準備ができた

──首先,請您回顧一下於5月28日結束的<Re merveilleux VOYAGE>巡迴演出。(現場報導)

伊波杏樹(以下簡稱伊波):從2020年2月開始,我展開了首個全國巡迴演出<cartes Á jouer>,但剛開始不久就陷入了疫情,最終被迫取消了一部分演出。這對我來說是第一次巡迴演出,無法完成對我來說非常遺憾。而且,作為一名演員,我從未經歷過舞台演出和相關活動的停擺,不知道該抒發這種無奈的情緒和將它發洩到何處。這次展開東京、名古屋和大阪的巡迴演出時,我希望能夠充分昇華當時的情感。這不僅是對我自己,也是對所有支持我的人來說都如此。因為這是帶著這份心情展開的巡迴演出,我覺得能夠順利完成實在像是一個奇蹟。

──まずは、5月28日に千穐楽を迎えた<Re merveilleux VOYAGE>について、振り返りをお願いします。(ライブレポート)

伊波杏樹(以下、伊波): 2020年2月から<cartes Á jouer>という自身初の全国ツアーをスタートさせたのですが、開始早々にコロナ禍に突入してしまい、途中で開催中止になってしまったんです。初めてのツアーだったのにも関わらず完走できなかったことが悔しくて。しかも、役者として立つ舞台やコンテンツのライブが止まるということが今まで経験したことがなかったので、やるせない気持ちやどこにぶつけていいのかわからない思いがすごく強く残ってしまいました。今回、東名阪ツアーを行うにあたって、その時の想いをちゃんと昇華したいと考えていました。それは私自身だけでなく、応援してくださっているすべての方に対してもそうで。その気持ちをもってスタートさせたツアーだったので、無事完走できたことが奇跡のようなことだと感じています。


──對伊波さん來說,這是一個具有重要意義的巡迴演出,對吧?

伊波:是的。這是一個新的、重要的一步。我故意將原本計劃在<cartes Á jouer>中演唱的原創歌曲「Raise the ACE!」安排在第一首歌曲,並融入了「讓我們把大家心中的懊悔全部發洩在這裡」的訊息。完成這次巡迴演出後,我感到「原來我很適合這樣的巡迴演出」。原因是,我在每場演出中都演唱了不同的翻唱曲目。每首歌都讓我感受到自己的成長,看到不同的風景,非常開心。「原來這首歌還有這樣的表達方式」「只有和大家在一起才能看到這樣的景色」,我有很多新的發現,能夠不斷感受到自己的成長,這令我非常快樂和開心。

──伊波さんにとって大きな意味があるツアーだったんですね。

伊波:そうですね。新しい、大きな一歩でした。<cartes Á jouer>で披露する予定だったオリジナル曲「Raise the ACE!」をあえて1曲目に持ってきていて、「みんなが抱えていた悔しい思いを全部ここにぶつけようぜ」というメッセージも込めていました。完走して「私ってツアー、向いているんだな」と感じました。というのも、今回各公演でそれぞれ異なるカバー曲を披露していて。曲ごとに自分の成長を感じたり、違った風景が見えたりすごく楽しかったんですよ。「この曲ってこんな表現方法もあったんだ」、「みんなとならこんな景色が見えるんだ」と多くの発見があって、その成長を常に感じることができて楽しかったし、嬉しかったです。


──談到新的一步,您也成立了新レーベル「Queue me! Disque」。這是如何發展起來的呢?

伊波:從以前開始,我一直收到「要不要出道成為歌手?」的邀約,但我一直感謝地回答說「謝謝你們」,並婉拒了這樣的機會。在各種工作的經驗中,我始終堅持著「演員」和「表演」的核心,將歌曲視為擴展這個世界和表達的一種色彩。當然,我非常喜歡唱歌,並且也參演過音樂劇。然而,隨著每一次實際參與,我對自己對於歌唱的要求變得越來越嚴格。當我投入音樂劇的世界,被那些聲樂學習者所包圍時,我感受到自己對於歌曲有著不同的形式和色彩的感覺。從那時起,我意識到「如果有一天以歌手身份面對歌唱,我必須帶著堅定的決心去開始」,這種想法在我內心中變得更加強烈而沉重。

──新しい一歩で言うと、新レーベル「Queue me! Disque」も立ち上げられました。これはどんな経緯で?

伊波:以前から、「アーティストデビューしませんか」というお声掛けはいただいていたのですが、「ありがとうございます」と感謝を述べて、お断りしていた経緯がありました。様々なお仕事での経験の中、私の根本には「役者」「芝居」というものがあって、歌はその世界や表現を広げる色のひとつと捉えていました。もちろん歌は大好きですし、ミュージカルに出演させていただくこともありました。ただ、現場で経験する度に、歌に対する自分の気持がどんどん厳しくなっていって。ミュージカルの世界に飛び込んで、「声楽を学んできてます」という方々に囲まれて過ごすにつれ、自分はちがう歌に対する形や色を感じていました。その時を境に、「もしアーティストとして歌に向き合う日が来たとして、ちゃんと覚悟を持って始めなきゃいけないぞ」と自身の方に強く力が入って重くなっていきましたね。


──啊,原來如此。

伊波:作為歌手,我們必須真摯地面對歌唱,而在這個領域中,有許多人以明確的音樂喜好、專職於樂團、舞台和音樂創作。而對於我來說,僅僅憑藉著「喜歡」的感覺就跳入其中是不夠的。此外,在從事表演和現場演出等各種領域的活動中,我也有過擔心自己無法安排充分時間應對的時候。出於這樣的不安,我一直將歌手的活動放在心中,直到時機成熟。之後通過不斷累積經驗,我終於到達了現在,並且在這次我覺得「時機已經到了,我準備好了」的時刻,踏出了創立新レーベル的一步。

──あぁ、なるほど。

伊波:アーティストも歌にどれだけ真摯に向き合うかが問われる活動ですし、やりたい音楽が明確でバンドやステージ、楽曲を作ることを生業としている方がたくさんいらっしゃる中で、そこに「好き」という気持ちだけで飛び込んでいける自分はいなかったんです。それに、お芝居やライブを始めとして、いろいろなフィールドで活動させてもらっている中で、スケジュール的にしっかり向き合える時間が作れないんじゃないかと思うところも正直ありました。そんな不安な気持ちから、アーティスト活動については、その時が来るまで大切にしまっておいたんです。それからいろいろな経験を重ねて現在に至り、今回「その時が来たな、心の準備ができたな」と思えたことで新レーベル設立に踏み出しました。


──這是因為有一個讓你感到「時機已經到了」的契機嗎?

伊波:我認為最大的契機是產生了「我想要從事音樂」的心情。這個心情的誕生源於粉絲們的話語和期望。因為我收到了很多人想要我進行歌手活動的聲音。過去粉絲們也對我說過「喜歡伊波杏樹的歌」,所以我在粉絲俱樂部限定舉辦了一些演唱會。然而,這些聲音變得更加強烈,讓我鼓起了從事歌手活動的勇氣。從現在開始,我將作為一個獨立的歌手進行活動,並且帶著對自己言語和態度的負責,希望與大家一起創造出愉快的場所。

──「その時が来たな」と思えたきっかけがあったということでしょうか?

伊波:「音楽をやりたい」という心が生まれたことが一番のきっかけだと思います。その心が生まれたのはファンの方の言葉と想いです。「アーティスト活動をしてほしい」という声を多くいただいていたからですね。これまでもファンの方々からは「伊波杏樹の歌が好きです」と言ってくださっていたので、ファンクラブ限定でライブを開催していたんですけど、その声が大きくなったことで、アーティスト活動に向けて背中を押してもらったというか。これからはひとりのアーティストとして活動をしていくので、自分の言葉や姿勢に責任を持ちつつ、皆さんと楽しい場所を作っていきたいと思っています。


──看來這是一個令人期待已久的レーベル的創立。而第一張作品就是「Killer Bee」。對於這部作品,伊波小姐有何看法呢?

伊波:我其實感到相當吃驚。當工作人員們在開會討論時,我問他們:“以怎樣的曲風進行出道呢?”他們告訴我:“大家一致認為應該是搖滾風格。” 我當時想:“他們居然讓我涉足我認為自己無法進入的音樂領域。”(笑)因為是第一次的作品,所以我一直認為它應該是清爽、明亮且有奔放感的歌曲。我很高興自己能夠創作出自己喜歡且擅長的音樂,並且身邊有人能理解這一點,這讓我倍感安心。

──満を持してのレーベル発足だったのですね。その第1弾となるのが「Killer Bee」です。この作品について、伊波さんはどう見ていますか?

伊波:私、結構びっくりしたんですよ。スタッフの方々が会議をしている段階で、「どういう曲調でデビューするんですか?」と聞いたら、「満場一致でロックになった」って言われて。「そこには踏み込ませてもらえないだろうと思っていたジャンルに飛び込ませてくれるんだ」って思いましたね(笑)。第1弾だから、やっぱり爽やかで明るくて疾走感がある曲なんだろうなって思っていたので、自分が好きで、得意な楽曲ができることが嬉しくて。それを理解してくれる方々が側にいてくれるのは心強いですよね。


──實際聽了第一首歌曲「Killer Bee」時的感受如何?

伊波:最開始有幾首候選曲,但我就覺得「就是這首!」。因為我是在聽著Vocaloid音樂長大的一代人,所以我非常喜歡Vocaloid搖滾。我感受到了那種風格,並且覺得能夠很好地平衡展現伊波杏樹作為歌手的形象。

──実際に1曲目の「Killer Bee」を聴いたときはいかがでしたか?

伊波:最初に何曲か候補があったんですけど、「これだ!」と思いました。私、ボーカロイド楽曲を聴いて育ってきた世代なので、ボカロックがすごく好きなんですよ。そのテイストも感じられたし、いいバランスでアーティストとしての伊波杏樹像が表現できるのかなと。


──我之前聽說過您喜歡Vocaloid搖滾,所以我也感覺這是符合伊波小姐喜好的音樂。

伊波:是的! 「Killer Bee」不僅僅是純粹的搖滾,還有時尚的旋律和精心的編曲,同時也有一種優雅的感覺。我現在27歲,能夠唱適合自己年齡的音樂讓我感到高興。

──ボカロックがお好きというのはお聞きしていたので、伊波さん好みのサウンドだと私も感じました。

伊波:そうなんです! 「Killer Bee」もロック一筋ではなくて、おしゃれなメロディやアレンジが効いているので、上品さもあるんですよね。今27歳なんですけど、年齢にも合った楽曲を歌わせてもらえるのが嬉しいですね。


──您自己負責創作歌詞,是嗎?

伊波:最初是委託給別人的,但在討論想要表達的內容時,最終決定由我親自負責。這首歌在標題確定之前,我們和製作人一起創作了一些歌詞,如“Killer KIRA Beats! up&up!",其他部分則一片空白。然後我用自己的話來填寫,按照標題的意象,我以“妖艷且迷惑人心的蜜蜂”為形象進行創作。有段時間我對蜜蜂進行了很多研究,所以我對蜜蜂的了解非常詳細(笑)。有些蜜蜂只會輕輕刺一下當作威嚇,而有些蜜蜂則會狠狠刺一下釋放劇毒。它們的花紋和警戒聲也各不相同,我意識到蜜蜂有各種不同的個性。從那裡開始,我想表現出兩種伊波杏樹的形象。在第一段副歌中,展現了一個強大、迷惑他人卻吸引著他人的成熟女性形象;在第二段副歌中,描繪了更甜美、年輕的女性形象。

──作詞はご自身が手掛けられていますね。

伊波:最初はお任せしていたんですけど、表現したいことについて話し合っていく中で最終的に、自分で手掛けることになりました。この曲は先にタイトルが決まっていたのですが、“Killer KIRA Beats! up&up!”あたりの歌詞をプロデューサーと一緒に作って、そのほかはポコポコとブランク状態になっていたんですね。そこから、私が自分の言葉で綴っていったのですが、タイトルに沿って「妖艶に人を惑わしていくハチ」のイメージで作っていきました。一時期、ハチについてたくさん調べたので、すごくハチについて詳しくなりました(笑)。チクッと刺して威嚇するだけの子ハチもいれば、ブスッと刺して猛毒を回す子ハチもいる。柄も警戒音も違っていて、ハチといってもいろんな個性があるなって感じたんですね。そこから、2種類の伊波杏樹を表現しようという考えに至って。1コーラス目では芯が強くて人を惑わせながらも魅了された者を導いていく大人の女性像、2コーラス目はもっと甘くて若い女性像を描いています。


▪希望能展示出多彩的我

▪カラフルな私を見せていけたらいいな


──在演唱方式上也做了相當的巧妙處理吧?

伊波:關於演唱方式,我是根據歌曲的氛圍來唱的,所以可能沒有特別在意(笑)。我用自由的感覺演唱了我所想像的兩種女性形象。

──歌い方も相当工夫されたのでは?

伊波:歌い方に関しては曲に委ねて歌ったので、あまり気にしていないかもしれません(笑)。思い描いた2色の女性を自由な感覚で歌いましたね。


──是這樣啊。因為這次收錄的三首曲目的演唱方式完全不同,所以我以為你進行了精心計算來區分演唱方式。

伊波:平時我並沒有太意識到要區分演唱方式。與其說是區分,倒不如說是景色和人的變化。例如,第二首歌《愛したい毎日》是一個孤獨的形象。所以錄音棚給我感覺非常狹小。我想像著在河堤上漫步,看著夕陽,尋找四葉草,聆聽夕陽下火車經過的聲音,獨自在黃昏的河堤散步的景象浮現在腦海中。然後在“解けたら 何度でもまた”這一部分,突然有粉絲們飄然而現。

──そうなんですね。今回の収録曲3曲それぞれ歌い方が全く違うので、緻密に計算して歌い分けたのかと思っていました。

伊波:普段から歌い分けをしているという意識はあまりないんですよ。というより、見えている景色や人が変わっているという方が正しいかも。例えば、2曲目の「愛したい毎日」は、1人ぼっちのイメージなんです。だからレコーディングブースもすごく狭く感じていました。河川敷をポケーッと夕焼けを見ながら歩いたり、四つ葉のクローバーを探したり、夕日に過ぎていく電車の音を聞いていたり、1人ぼっちで夕暮れの河川敷を散歩している風景が浮かんでいました。そこから“解けたら 何度でもまた”のあたりで、フワーッとファンの方々が現れたり。


──並非事先確定那個景象,而是浮現在腦海中嗎?

伊波:在得到《愛したい毎日》這首曲目時,那個景象就立刻浮現在我腦海中了。我好像是通過顏色來感知音樂的。比如,當聽到カンカンカン這類鐵道平交道的聲音時,就會聯想到紅色的光。無論聽什麼樣的曲子,這種聯想都會發生。或許在生活中,我經常將聲音、視覺和顏色聯繫在一起。

──事前にその風景を決めるのではなく、浮かんでくるんですか?

伊波:「愛したい毎日」の場合は、曲をいただいたときにすぐその風景が浮かびました。私、音を色で認識しているみたいなんです。例えば、カンカンカンっていう踏切が下りる音を聞くと、赤い光が連想されるじゃないですか。それがどんな曲を聴いても起こるんです。生きている中で、音と視覚、色彩を結びつけることが多いのかもしれません。


──所以稍微多愁善感的《愛したい毎日》就成為了夕暮景色。而轉而來說,第三首歌《Discover》則是一首快樂的雷鬼調曲。作詞和作曲都由伊波さん擔當。

伊波:這首歌裡我用了平常絕對不會寫的詞彙。在從事這份工作時,令人感激的是會有人對我抱有憧憬、尊敬並給予支持,有時甚至把我當做英雄看待。在這樣的環境中,比起“寄託於神”或者“就算做傻事”之類的詞彙。我想要選擇更鼓舞人心、具有信息性的詞句,但在開頭故意使用了“寄託於神”的詞彙。這是因為我想向世界傳達“讓我們保持適度”的信息。在家裡獨自創作音樂時,電視里傳來了一些不太好的新聞。其中大部分都是由社交媒體的發展帶來的問題,我在看著時就會想到“這有點過分了”或者“現代社會竟然會出現這樣的人!?”之類的想法。所以我想說“就算要做傻事,也請保持適度”,這種想法就湧上心頭了。由於把這樣的詞句放在搖滾樂曲裡會顯得過於強烈,所以我選擇將它放在明快輕快的音樂中,這樣大家聽起來會更好吧。對我來說,這次的歌詞嘗試相當具有挑戰性。

──だから少しセンチメンタルな「愛したい毎日」は夕暮れという景色になったんですね。一転して、3曲目の「Discover」はレゲエ調のハッピーな曲。作詞・作曲どちらも伊波さんが担当されています。

伊波:これ、普段なら絶対に書かない言葉を使っているんですよ。このお仕事をしていると、ありがたいことに憧れとか尊敬の念を抱いて応援してくれる人もいたり、時にはヒーローのように捉えてくださる方がいるんです。そんな中、「神頼み」とか「バカやっても」とかあんま言わないよな、みたいな。もっと人を鼓舞するようなメッセージ性のある言葉を選ばなくてはだと思いつつ、出だしからあえて「神頼み」という言葉を使いました。というのも、世の中に対して「節度は守ろうよ」というメッセージを打ち出したくなって。家で1人で曲を作っている時、テレビからあまり良くないニュースが聞こえてきたんです。そのほとんどがSNSの発展から生まれた事柄で、それを見ているときに「それはちょっと度が過ぎるな」とか「現代って、こんな人が現れるの!?」と思って。それで「バカをやるにしても節度は守んなさいよ」と言いたくなってしまったんです。それをロックな楽曲に乗せると強すぎるので、明るく軽快な音楽に乗せることで聴いてもらえるのかな、と。伊波杏樹としては、だいぶチャレンジングな歌詞になりました。


──對於同時作詞和作曲的伊波さん來說,唱自己創作的歌和唱他人提供的歌有什麼不同呢?

伊波:也許沒有太大的區別吧。我喜歡依附在接受到的歌曲所呈現的景色中。我認為演員的工作也是如此。因為在演員的工作中,我習慣在明確的指導下扮演角色。當有人明確告訴我「請您以這樣的方式唱這個角色」或「請您以這樣的風格演唱」時,我並不覺得困難,我喜歡對接受到的東西進行思考。相反,對於自己創作的歌曲,我可能更希望有更多的指導。我想要進行音樂上的微調。例如,「這個音程可以試試這樣嗎?」或「或許不需要那麼沉重的感覺?」當有人給予這些建議時,我會心領神會,因為我喜歡在學習的過程中創作作品。

──作詞も作曲もされる伊波さんにとって、自分で作った曲と提供曲を歌う上での違いはあるのでしょうか?

伊波:あまり違いはないかもしれませんね。いただいた曲の景色に寄り添っていくことが好きなんですよね。役者の仕事もそうだと思っていて。「あなたにはこういう役をお願いします」とか「こういう風に歌ってください」とか、明確なディレクションがある中でやってきたので、オーダーに応えることは苦ではないですし、いただいたものに対して考えを巡らせる作業が好きなんです。むしろ自分で作った曲に対しては、もっとディレクションしてほしいと思ってしまうタイプかもしれません。音楽的な軌道修正をしてほしいというか。「この音程はこっちにしてみたら?」とか「そこまで気だるさを出さなくてもいいんじゃない?」というエッセンスを足してもらえる方が、なるほどと思えますし、教えてもらいながら作品を作っていくのがとても好きです。


──因為您可以創作音樂,所以我以為您更喜歡展現自己的感性。

伊波:哈哈(笑)。我更喜歡與他人相處。也許這是我做舞台劇的習慣。我經常收到導演的否定意見,然後一天思考,第二天在排練中試試看,結果和昨天的否定意見不一樣,這是家常便飯。但這是理所當然的事情,因為「昨天的演出的昨天的否定意見」存在,也是「今天的演出導致新發現的否定意見」。有了這些,作品才能完成。對我來說,比起被責罵,無法滿足他人的思考和想法更令人痛苦。

──楽曲を作れてしまう方なので、もっとご自身の感性を全面に出すことがお好きなのかと思っていました。

伊波:あはは(笑)。人に寄り添う方が好きですね。それは舞台をやっている癖なのかもしれないです。演出家の方からダメ出しをもらって1日考えて、次の日の稽古でやってみても昨日のダメ出しとは内容が変わる、なんて日常茶飯事です。でもそれは当たり前のことで“昨日の芝居の昨日のダメ出し”でもあるし、“今日の芝居が新しい発見につながるダメ出し”であるわけなので。それがあって作品が出来上がってゆく。私は怒られることよりも、考えや想いに応えられないことの方が苦痛なタイプです。


──您的戲劇經驗對歌手的活動也有所助益。正因為伊波擁有各種不同的色彩和武器,所以這張專輯中收錄了三首截然不同風格的歌曲。錄製這麼多樣化的歌曲是否有特定目標?

伊波:其實並沒有(笑)!當我說「寫了一首雷鬼曲」丟給工作人員時,他們立刻就說「很棒!」並接受了它,周圍的人對創作非常自由。他們更多的是問「伊波杏樹必須是這樣嗎?」而是說「這樣也可以吧?」,所以最終的結果是這三首歌曲都有完全不同的風格。我希望聽眾也能享受到這種多變的部分。

──お芝居の経験がアーティスト活動にも繋がっているんですね。いろんな色・武器を持っている伊波さんだからこそ、3曲全くテイストの違う楽曲が収録されています。これだけ多様性のある楽曲を収録されたことに狙いがあったりも?

伊波:それがないんです(笑)! 「レゲエ曲できた」ってスタッフさんに投げたら、すぐに「いいじゃん!」と採用されましたし、周りがクリエイティブに対して自由なんですよ。「伊波杏樹はこうあるべきだ」というより「こうあってもいいじゃない?」という方が多いので、結果3曲とも全く違うテイストになった感じです。リスナーの方にも七変化する部分を楽しんでもらいたいです。


──我看了在YouTube上公開的預告片評論,粉絲們寫著「這就是伊波杏樹!」之類的話。「這是哪一個啊!?」我一直在想,原來是因為能展現出各種不同的色彩。

伊波:或許是這樣吧。我作為演員已經開始了十年,一直以來都有一個目標,那就是不受束縛,活在各種不同的世界中,以各種不同的角色示人,讓粉絲們看到這樣的我。在舞台上,我得到了其他演員的幫助,還有聲優們的聲音,他們能夠成為任何角色。通過他們的教導,我學會了「我可以這樣想」「我可以生氣」「我可以哭泣」,他們在我的內心中灌注了活力。畢竟,希望一生都能保持豐富的心靈,不是嗎?在新冠疫情之後,我覺得很多人都感到壓抑,經歷了苦澀的經歷。正是在這樣的時候,我認為我的職責是把人們帶入娛樂的世界。作為一名演員和歌手,我希望能像其他人幫助了我一樣,成為支持他人的存在。為了實現這一目標,我的目標就是「展現出多彩的自己!」

──YouTubeで公開されているトレーラーのコメントを拝見したんですけど、ファンの方々が「これぞ伊波杏樹!」というようなことを書いてらっしゃって。「これぞってどれ!?」と思っていたのですが、一つはそのいろんな色が出せることなんですね。

伊波:そうかもしれないです。役者を始めて今10年目なのですが、ひとつにとらわれず、いろんな世界で様々な役として生きている姿をファンの方々に見せたいという目標をずっと持っていまして。私自身、舞台上の役者さんや、声で何者にもなれる声優さんに助けられてきた人生でしたから。「こう思っていいんだ」「怒っていいんだ」「泣いていいんだ」と教えてもらうことで、心に活力を注いでもらったんですね。やっぱり、一生、心は豊かでいたいじゃないですか。コロナ禍以降、閉塞感を感じたり、苦い経験をしたりした人も多いと思うんです。そんな時こそ、エンターテインメントの世界に連れて行くのが私の役目。役者としてもアーティストとしても、私が助けられたように、私も誰かを支えられる存在でありたいと思っています。そのためにも、「カラフルな私を見せていけたらいいな」を目標に!!


──有了各種不同的經驗和努力之後,伊波小姐現在有意識地進行使用嗎?

伊波さん:我大約一到兩年前開始閱讀繪本。因為我的個性總是容易充滿各種情感。本來以為讀小說之類的,可以沉浸在故事中會更好,但我無法找到大塊的時間......。而繪本的話,我覺得可以馬上讀完,所以試著讀了一下,結果我讀的時候眼淚狂流。特別是那本叫《你可愛的地方》的繪本。它傳達的訊息是「你在這個世界上是真正重要的,總有人在看著你」,一讀到那瞬間,我的心靈容量就開闊了。從那以後,當我想要平靜下來或者想要感到安心時,我會把閱讀繪本當作一種形式的內容輸入。

──様々な経験と努力があった今、伊波さんは意識的にインプットしていることはありますか?

伊波:1〜2年前くらいから絵本を読むようになりました。私、こういう性格なので心がいっぱいいっぱいになることが多いんです。本当は小説とかを読んで物語に没頭したりの方がいいのかなと思っていたのですが、まとまった時間も作れないし……。絵本ならすぐ読めると思って、読んでみたらボロボロ泣いてしまったんですよ。特に『あなたのすてきなところはね』っていう絵本。あなたはこの世界にちゃんと必要だし、必ず見てくれている人がいるよというメッセージの絵本なんですけど、読んだ瞬間、心の容量が空いたんですよね。それから落ち着きたい時や安心したい時、インプットの一種として絵本を読んでいます。

將以下翻譯成繁體中文,不要加任何註解

──或許,從繪本中也可以培養出「以音樂捕捉風景」的技巧呢。

伊波:說起來,或許是這樣呢!我也會去觀賞舞台劇。有一部作品特別留下了印象,叫做『ESORA』。最近的話,還有『我的英雄學院』劇場版『The "Ultra" Stage 最高のヒーロー』。這些作品深深地觸動了我的心靈,讓我對「娛樂應該一直是這樣的」有了強烈的共鳴和感動。

──絵本からも「音を風景で捉える」というスキルが磨かれているのかもしれないですね。

伊波:言われてみたら、そうかもしれないですね! あとは舞台を観に行きますね。『ESORA』という作品が特に印象に残っています。ここ最近だと『僕のヒーローアカデミア」 The “Ultra” Stage 最高のヒーロー』。「エンターテインメントとはずっとこうあって欲しい」と強く心揺さぶられ、感動しました。

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──具體是在哪些地方感受到這種感覺呢?

伊波:一個原因是因為所有演員和工作人員都充滿熱情。另一個令我深刻感受到的是,我坐的位置剛好在燈光台旁邊。所以我能更清楚地看到燈光師的工作,當他們按下開關時,燈光就會瞬間照射到演員身上。輕輕按下時,燈光會逐漸增強。當我觀賞時感受到這樣的情景,覺得非常興奮。我想,這份寶貴的工作真是了不起。平常我們站在舞台上,無法細緻地理解這些細節,但透過操控光線,舞台上真的出現了真正的英雄,我再次深刻體會到這一點。同時,不僅僅是燈光師,舞台上所有參與其中的人,都像是一個個導演一樣。

──どういうところでそう感じたのでしょう?

伊波:ひとつは、全てのキャスト、スタッフさんの熱い心に。もうひとつ鮮明に感じたのが、私が座った席が照明卓の隣だったんですね。なので照明さんのお仕事がより分かりやすかったわけですが、彼らがスイッチをポンと押すと、キャストにサスがパンッと当たるわけです。そっと押したかと思えば、ジワーと照明が入る。そういった様子を感じて観劇してたらわくわくして。なんて尊いお仕事なんだろう、と。普段、私たちは舞台に上がっている側なので細かく知りえなかったですが、光を操ることで舞台上に本当にヒーローが現れたように演出してくれてると改めて実感しました。と同時に、照明さんだけでなく、舞台に関わる全員がこうやってひとりひとり何かの演出家なんだなと思ったんです。


──能夠有這樣的觀點真是太棒了。
伊波:最近,我的粉絲們也常常對我說「那裡的燈光很好看」或者「那個光線很美」之類的話。我一直希望這樣的舞台獨有魅力能夠更廣泛地被認知。在最近的東名阪巡演中,也有很多人說「那個迷你鏡球很漂亮」或者「那個時候伊波小姐的影子很美」。對於我的粉絲們能夠培養出更多欣賞舞台的視角,我感到非常高興(笑)。

──そういった捉え方ができることが素敵です。

伊波:最近、私のファンの方も「あそこの照明が良かった」とか「あの光が良かった」とかの言葉をいただくことがあって。こういう舞台ならではの魅力もあるよってもっと広まってほしいといつも思っています。この間の東名阪ツアーでも「あそこのミラーボールがキレイだった」「あの時、映っていた伊波さんの影がキレイだった」と言ってくださる方がたくさんいました。「私のファン方々にも、ステージを楽しむ視点が芽生え増えている!」と嬉しかったですね(笑)。


──人們總是說粉絲會像歌手或演員一樣。

伊波:多年來,我們共同度過的時間可能使我們的感性趨於一致。我想:「大家終於也開始注意燈光和演出了吧(笑)。」
──ファンはアーティストや役者に似るって言いますもんね。

伊波:長年、時間を共有していると感性が似てくるのかもしれません。「みんなもとうとう照明や演出に目をつけるようになったか」と思いました(笑)。


──那最後問你,你未來想要打造怎樣的歌手形象呢?

伊波:我希望成為一個能夠保持自己的歌手。這當然包括享受的部分,但我也想給自己創造一個能夠成為伊波杏樹的地方。比如說,作為聲優或演員,我很少以自己的身份參演角色,所以如果我以歌手身份出道,我希望有一個地方能夠真實地保持著我自己。迄今為止,我的粉絲俱樂部就是其中之一,因為有與粉絲們的聯繫,我可以安心地展示真實的自己,自由地唱自己想唱的歌曲,創造舞台。而通過東名阪巡演,我第一次意識到「這就是自我表現的意義」。過去,我覺得表達某種東西是幸福的,覺得保持著不做任何特定角色的自己是最開心的。但是,讓人們了解「伊波杏樹」本身是一件奢侈而重要的事情。所以,從現在開始,我會保持著「因為有一個能夠成為真實自己的地方,所以能夠成為任何人」的心態,並且感恩地繼續前進。這就是我希望抱著的心態繼續前進。

──では最後に、この先どんなアーティスト像を作り上げていきたいか教えてください。

伊波:私が私でいられるアーティストでありたいです。それは楽しむことはもちろん含まれているのですが、伊波杏樹が伊波杏樹でいられる場所を自分に作ってあげたいです。例えば、声優でも役者でも自分役で出演することはほぼないわけですから、そんな活動をしている私がアーティストデビューをするのであれば、ありのままの自分でいられる場所であってほしいと思います。今まではファンクラブがその1つで、ファンの方との絆があったからこそ安心して自分を見せていましたし、歌ってみたい曲を自由に歌ってステージを作ることができていました。そして、東名阪ツアーを経て、「これが自己表現というものか」と初めて気付いたんですね。これまで何かを表現することが幸せで、何者でもない自分でいることが一番楽しいと思っていたのですが、「伊波杏樹」そのものを知ってもらうことって贅沢だし、大切なことなんだなって。なので、ここから先は「私が私でいられる場所があるから何者にでもなれる」のだと感謝を忘れず、進んでいきます。それを心構えとして進んでいきたいです。


取材・文◎高橋梓



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