玲司主動來上課了,不過那次之後就沒有再來吃飯了,就這樣過了幾個月,我跟他的互動還是只有碰到時打招呼和拿小菜給他,然後某天在公寓樓下看到,XXX號房出租...,那間是玲司住的。
「前陣子,妳拉我進妳家吃飯,我感覺自己不能再這樣讓你們擔心了,所以也好好去上課,會決定搬出去也是想要讓自己不再依賴妳,當然一方面也是想不再去想我媽的事情了。」他繼續說。
「結果我還是傷害了妳,因為我辜負了妳對我的關心,得到了幫助就過河拆橋...,我真的是很差勁。」他說.
「但是妳父母會同意嗎...。」他問.
很久以前我也寫過這種有距離感的青梅竹馬故事,但是那部不算是好結局,而且我發現最近寫的兩部都是寫跟青梅竹馬另外認識的朋友發展戀情的故事,因為我好像比較喜歡這種學生時代的男同學/男性友人的設定,那種不夠熟悉的感覺,不過我這次想寫一次有好結局的,所以這次真的寫了一篇,這篇也感覺比較沉重,但是寫完之後滿喜歡的,附錄那邊寫得超開心。
公寓之間的牆壁厚度十公分,這是我們兩家的距離。
アパートの間の壁の厚さは10センチで、これは私たち両家の距離です。
香里,普通的大學四年級女生。
香里、普通の大学4年生の女子。
「玲司,早啊,這是我媽煮多了的小菜喔。」
「玲司、おはよう。これは母が作りすぎたおかずだよ。」
「啊,謝謝。」說完他便關上了門。
「ああ、とうも。」と言ってドアを閉めた。
也太冷淡了吧,雖然習慣了。
あまりにも冷たいでしょう、慣れてるけどが。
玲司是小學時搬來的隔壁鄰居,也就是所謂的青梅竹馬,但我們已經疏遠了。
玲司は小学校の時に引っ越してきたお隣さん、いわゆる幼なじみだが、私たちはもう疎遠になっていた。
「玲司君還是老樣子嗎?」母親說。
「玲司くんは相変わらず?」と母は言った。
「是啊,反正我把小菜給他了。媽,我出門了。」我說完後關上了門。
「そうだね。どうせおかずを渡したんだ。お母さん、いってきます。」そう言ってドアを閉めた。
大學餐廳
大学内レストラン
「玲司君今天還是沒來學校嗎。」朋友說。
「玲司くんは今日も学校に来ていないの。」と友達は言った。
「考試週應該會來,我說你們為何要對一個幽靈人口那麼在意。」我問。
「試験週間が来るはず。てかなんで幽霊人口をそんなに気にするの。」と私は尋ねた。
「因為他真的很帥嘛,來上課可以保養一下眼睛。」朋友一臉花癡樣。
「だってかっこいいんだもん。授業に来たら目の保養になるよ。」友人は浮気顔だった。
這個顏狗...。
この面食い…。
「而且哪有人對自己青梅竹馬那麼漠不關心的!!」朋友反駁。
「しかも自分の幼なじみにそんなに無関心な人がいるものか!!」と友人は反論。
「我還是會跟他打招呼關心他啊,哪有漠不關心。」我說。
「彼に声をかけて挨拶くらい関心を持ってるよ。無関心ではない。」と私は言った。
「這樣只是點頭之交吧...。」朋友嘆氣。
「これはただの知り合いでしょう…。」友人はため息をついた。
「不然我還能怎麼做,他就疏遠我了啊。」我說。
「そうでなければ、どうすればいい。彼は私を疎遠にしているよ。」と私は言った。
沒錯,其實跟他疏遠的契機是在國二的時候,他的母親過世了,從那之後他就封閉了自己的心,把自己關在家裡,上課也是常常缺席。
そう、実は彼と疎遠になったきっかけは中2の時、彼の母が亡くなり、それ以来彼は自分の心を閉ざし、自分を家に閉じ込め、授業も欠席することが多かった。
玲司是被母親扶養長大的單親家庭,雖然父親還健在,但在他母親過世後也只有定期匯款給他,說都是國中生了一個人住也沒問題。
玲司は母子家庭で育った、父親は健在だが、母親が亡くなった後も定期的に送金するだけ。もう中学生だから一人暮らしをしても問題ないと言ってた。
我實在不知道要怎麼幫助情緒低落的玲司,因為在我印象中他一直是很陽光開朗的,最後就變成這樣的距離了。
落ち込んでいる玲司をどう助けたらいいのか、私にはわからない。私の記憶では彼はいつも明るくて、結局いつの間にこんな距離になってしまった。
在我回到家時,遇到了他。
私が家に帰った時、彼に会った。
「玲司,你要出門啊。」我勉強搭了話。
「玲司、出かけるの?」私は無理に話をした。
「嗯,去買晚餐。」他說。
「うん、晩ご飯を買いに行く。」と彼は言った。
「你要不要乾脆來我家吃飯啊?」我問。
「いっそうちにご飯を食べに来ない?」と私は聞いた。
「不了。」他回。
「いや。」彼は返事した。
啊總覺得好焦躁喔,這次我一定要拉住他。
ああなんかイライラする、今度こそ私は彼を引き止めなければならない。
「你給我進來吃飯!!」我揪住了他的衣服。
「入ってきてご飯を食べなさいよ!!」私は彼の服をつかんだ。
「香里!?」他這時一臉驚訝。
「香里!?」彼は驚いた顔をした。
就這樣他似乎是被我給嚇到了,所以勉為其難的進來了。
こうして彼は私に驚いたようで、無理に入ってきた。
「阿姨煮了很多菜,玲司君你多吃一點不用客氣。」母親非常的熱情招待。
「おばさんがたくさん料理を作ったから、玲司くん、もっと食べて。遠慮しなくてもいいよ。」母はとても親切にもてなした。
「怎麼樣,雖然有給你小菜啦,但吃熱騰騰的菜還是不太一樣吧。」我說。
「どう?おかずとかはあげたけど、温かいの料理はやはり違うよね。」と私は言った。
「嗯,很好吃。」難得他這麼坦率。
「うん、おいしい。」珍しく気さくな彼。
「那我回去了。」吃完飯後他說。
「じゃ、帰る。」食事の後、彼は言った。
「下次再來吃吧。」我說。
「また食べに来てね。」と私は言った。
他沒有回答就這樣走掉了,不過感覺有稍微近一點的距離了。
彼は答えずにそのまま行ってしまったが、少し距離が近くなったような気がした。
-
大學教室
大学の教室
「是玲司君!!不是說考試週才會來嗎~」朋友一臉興奮說。
「玲司くんだ!!試験週間に来るはずじゃん~」と友人は興奮した顔で言った。
「我也不知道,可能來露一下臉吧。」還真難得啊,居然有來學校,嘛可能是怕被當掉吧,畢竟都大四了。
「私も知らなかった。顔を出しに来たかもしれない。」珍しいね、学校に来るなんて。まあ、単位を落とさないように来るかな、もう大学4年だから。
「是說玲司君馬上就被女生們包圍欸,根本沒辦法接近,香里妳想辦法啦。」朋友說。
「玲司くんはすぐに女子たちに囲まれてる。近づけないよ、香里何とかしてよ。」と友人は言う。
「我哪有什麼辦法?」是說關我屁事。
「どうしようもないよ。」てか私に関係ないでしょう。
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玲司主動來上課了,不過那次之後就沒有再來吃飯了,就這樣過了幾個月,我跟他的互動還是只有碰到時打招呼和拿小菜給他,然後某天在公寓樓下看到,XXX號房出租...,那間是玲司住的。
玲司は自主的に授業に来たが、それ以降は食事に来ていなかったので、数ヶ月経っても、私と彼のやり取りは会った時に挨拶したり、おかずを持ってきたりして、そしてある日アパートの階下で見て、XXX号室を貸して…、その部屋は玲司が住んでいた。
叮咚!(按門鈴聲)
ピンポーン!(ドアのベルを押す)
「香里?」他有些驚訝。
「香里?」彼は少し驚いた。
「這是什麼?」我拿出剛剛拍下的出租傳單的照片。
「これは何?」撮ったばかりの賃貸物件チラシの写真を取り出した。
「我跟房東講好了,等畢業後就搬出去。」他淡淡地說。
「大家さんに言いた。卒業したら出て行くと。」と淡々と言った。
「為什麼?這房子你住了十幾年了欸。」我問。
「どうして?この家に十数年も住んでいたじゃん。」と私は尋ねた。
「跟香里妳沒關係吧。」他這時又在跟我切割關係了。
「香里には関係ないだろう。」彼はまた私と関係を切っている。
「怎麼會沒關係,還是你沒把我當作朋友過嗎?我以為就算疏遠了,我們也還是朋友。」我說。
「関係ないって...。私を友達だと思ってないの?疎遠になっても、私たちはまだ友達だと思ってたのに。」と私は言った。
「妳知道我為什麼要搬走嗎?」他說。
「僕がなぜ引っ越したいのか知ってる?」と彼は言った。
「為什麼?」我問。
「なぜ?」と私は尋ねた。
「因為我感覺我不離開這我就永遠走不出來,這邊太多我媽的回憶了。」他嘆氣。
「ここを離れないと永遠に出られないような気がしたので、ここには母の思い出が多すぎるから。」と彼はため息をついた。
「所以你也要捨棄掉跟我的回憶嗎?我怎樣都無所謂嗎?好吧,你要滾就滾吧。」我真的很生氣,說完後便馬上跑掉。
「だから私との思い出まで捨てるの?私はどうでもいいの?いいでしょう、出て行くなら出て行って。」私は本当に怒って、言ったらすぐに逃げてしまいました。
「等...。」他慌張的看向她。
「ちょっと…。」彼は慌てて彼女を見た。
我這麼努力的想要找回以前那樣的關係,但果然做不到,因為玲司也不是以前的那個玲司了,對他來說我只是一個不重要的人...。
私はこんなに努力して昔のような関係を取り戻そうとしたが、やはりできなかった。玲司も昔の玲司ではないので、彼にとって私のこともうどうでもいい...。
我知道,我是在遷怒,我也有許多慢慢淡掉沒聯絡的朋友,但是為什麼我會這麼執著於玲司,我想我明白了,我喜歡他啊。
知ってる、これはただの八つ当たり。私も多くどんどん連絡が来なくなった友達がいる。でもどうして私はこんなに玲司に執着するの?私はわかったと思って、彼のことが好きだから。
「香里!!」這時他從抓住我的手。
「香里!!」その時彼は私の手をつかんだ。
「對不起,我是真的很感謝香里,妳一直試圖把我拉回正常人的生活,我總是待在家裡耍憂鬱,即使我不理妳,妳遇到我還是會跟我打招呼寒暄。」他這時緊張的說。
「ごめん、香里には本当に感謝している。君は僕を普通の生活に引き戻そうとしているから。僕はいつも家で悶々とした毎日を過ごしている。僕が相手にしなくても、君は僕に会っても挨拶をしてくれる。」と彼は緊張して言った。
「前陣子,妳拉我進妳家吃飯,我感覺自己不能再這樣讓你們擔心了,所以也好好去上課,會決定搬出去也是想要讓自己不再依賴妳,當然一方面也是想不再去想我媽的事情了。」他繼續說。
「この間、君は僕を家に連れて行って食事をしてくれた。君たちを心配させることはできないと感じていたので、授業にもちゃんと行って、家を出ることにしたのも君に頼らないようにしたいから。もちろん、一方では母のことを考えないようにしたいから。」と彼は続けた。
「玲司...。」我有些感動。
「玲司…。」私は少し感動した。
「結果我還是傷害了妳,因為我辜負了妳對我的關心,得到了幫助就過河拆橋...,我真的是很差勁。」他說。
「結局君を傷つけた。君の関心を裏切って、助けてもらったら石橋を叩いて渡る…、僕本当に最低。」と彼は言った。
「沒這回事,我才是自私,我根本是抱有私心才關心你的,那是因為我喜歡玲司!!」我激動的說。
「そんなこないよ。私こそ利己的だ。私も下心を持って心配してる。それは玲司が好きだからだ!!」と私は興奮して言った。
「我也喜歡香里。」他說。
「僕も香里が好き。」と彼は言った。
「你說的是真的嗎,喜歡...。」我有點不敢相信。
「本当?好きって…。」ちょっと信じられない。
「當然,妳一直這麼關心我,就算我對妳這麼冷淡也沒有放棄我。」他說。
「もちろん、君はずっと僕のことを気を遣って、君に冷たくしても僕を諦めなかった。」と彼は言った。
「對了,我想我還是不搬走了。」他接著說。
「そうだ、やっぱり引っ越しはしないと思う。」と彼は続けた。
「真的嗎。」我問。
「本当?」と聞いた。
「其實本來想搬走也是覺得一個人住在那,心情也會一直不好,但是搬走就很難見到香里了。」他說。
「本当は引っ越しを考えたのも、一人暮らしはずっと気分が悪いと思ってるから。でも引っ越すと香里に会うのは難しくなる。」と彼は言った。
「不然我搬過去吧,我跟你住,反正就在隔壁,搬東西很方便。」我說。
「じゃないと私が引っ越す。一緒に住もう。どうせ隣にいるので、荷物を運ぶのは便利。」と私は言った。
「但是妳父母會同意嗎...。」他問.
「でもご両親は同意してくれるだろうか…。」と彼は尋ねた。
「我會好好說的!!」我回。
「ちゃんと言うから!!」と返します。
「以後還請多指教囉。」他有些害羞的說。
「これからもよろしく。」と彼は少し恥ずかしそうに言った。
「我才是。」我笑著回。
「こちらこそ。」と私は笑って返した。
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附錄
おまけ
「我跟玲司開始交往了,所以要搬去跟他住。」我對父母說。
「玲司と付き合い始めたので、引っ越して彼と住むことにき決めた。」と両親に言った。
「我要殺了那小子!!」父親。
「あの野郎、殺してやる!!」父。
「老公,冷靜點,雖然我也有點跟不上。」母親。
「あなた、落ち着いて。私もちょっと追いつかないけど。」母。
後來還是同意了。
その後結局同意した。