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[歌詞]霜月はるか - 双つの花影 & 音なき森の少女

宵町ウヅキ | 2023-08-02 21:59:17 | 巴幣 2 | 人氣 266


ALBUM:ラグクーア*プロジェクト  音なき森のイヴ

1.双つの花影
ボーカル・コーラス:霜月はるか
作詞:日山尚
作曲:霜月はるか
編曲:西坂恭平 from STRIKERS
 
かつて枯れた世界樹の森を
今も護る王国(くに)エムロード
 
貧しき領地の領民(たみ)のために
財を奪われた領主(ちち)の跡継ぐ
心優しき双子は
姉のイヴと弟のルカ
十二を迎えた誕生日が悲劇の始まり
 
不慮の事故で両親を喪い
遺された二人に異国の貴族(おとこ)から手紙が届いた
 
金を返せぬ代償に娘を差し出す契約(やくそく)
魔力で記された文字は
確かに領主(ちち)の筆跡(もの)
 
次の誕生日に連れて帰ると伝えた遣いは
婚約の印(しるし)代わりに
魔花の種を植えた
 
Ir sine jue ar sinal
(私はあなたの心の奥が見たい)
Tu o I leldis.
(それが絶望だとしても)
 
 
 
それは只の病か呪いか
弟(ルカ)は音を 姉(イヴ)は光を
突如奪われた闇の中で
時は巡りゆく
 
"Ir nen sine jue liss. Ir nen sine jue kis karne,"
(『何も見たくない、何も聞きたくない、』)
"Ir dix. Ir dix..."
(『そう、心から願う...』)
 
父の眠る墓地に咲き乱れる青い花
不思議な香りは束の間の幻想に誘う
 
「君が笑えているのなら私は幸せだから...」と
姉(イヴ)が呟いた言葉は弟(ルカ)には届かない
 
 
「苦しむのが僕だけなら どれだけ良かっただろう...」と
弟(ルカ)が噛みしめた唇を姉(イヴ)は知り得ない
 
 
Ir forr ar seffis,
(希望をあげましょう)
Ir sim liss Ar sepa, ar disten mitsu ar.
(あなたの哀しみや苦しみを一緒に見ることができるから)
「Ir o Lip-Aura.」
(私は、リプアラ)
 
 
欠けた月が照らす夜に 遣いは花嫁を連れて
独りになる少年の手に金貨を握らせた



2.音なき森の少女
 
ボーカル・コーラス:霜月はるか
作詞:日山尚
作・編曲:西坂恭平 from STRIKERS
 
音なき世界に
    鏡の向こうに
        君は居た――
 
闇夜に溺れる森は青く、
冷たい土から雨が薫る
名前がない石の墓標に脆く少年
 
翠の王国(くに)から出られずとも
心を自由に飛ばせばいい
崩れかけた天使(エムロ)の像が
その祈りに呼び掛ける
 
Ar zel sug rin mil.
(あなたの想う過去と未来)
Tu o nen sinal.
(それは真実ではない)
 
 
片羽を失くした痛みに耐えた
幾度めかの朝でも
贖罪からは逃げられない
 
あの日 白い花嫁衣装(ドレス)で去った少女
手のひらに残した言葉は
さよなら――ただそれだけの文字
永別の呪文のようで
 
音なき森へと導かれて
居るはずのない人を探す
記憶の渦る水溜まりで見つけた
紅い眼をした『少女』(きみ)を
 
 
 
本当の世界が視えなくても
心に明かりを灯せばいい
落日にも魂は宿る
そんな詩を信じていた
 
Ar zel sef rin ield.
(あなたの知る光と聞)
Tu o nen sinal.
(それは真実ではない)
 
現実は光の射す町でさえ
暗い影が蔓延り
希望の星は何処にもない
 
あの日何も出来ずに立ち尽くして
全て失った後悔は
震えていた拳の中の
金貨より価値があるだろう
 
 
音なき森から聞こえるのは
静寂を掻き消す追憶
月に輝く水鏡が
『少女』の正体を映した
 
――もしも僕が夢から覚める時は
――幻想と共に壊れよう
 
瞼を閉じそっと呟く
契約の呪文のように
 
音なき森へと迷い込んで
枯れた木に寄りかかる姿
全て見透かす蒼い花は抱いた
紅い眼をした『少年』(きみ)を



去年買了CD...結果今年MORA出了HIRES版...官方水管完整版也是出了

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