帝国魔神団長メフィスト
帝國魔神團長 梅菲斯特
好感度 | 台詞 |
0% |
力で万事に臨むのは蛮族の思考だ。 君の知性の程 、試させてもらうぞ。 萬事以力相臨,可謂蠻族之思考。 我來試試看,你的知性到何種程度。 |
15% |
物質界への興味は尽きない……。もっと話を聞かせてくれ、王子。 我對物質界的興趣可是無窮無盡……再多說點讓我聽聽,王子。 |
30% |
君の趣味や好みを知るために、まずは本棚の確認をさせて貰おう。 為了對你的興趣和喜好有所認識,就先讓我確認下書架吧。 |
50% | ふむ……君はなかなかに読書家のようだな。感心したぞ。 唔嗯……看來你挺嗜讀的。佩服、佩服。 |
60% | 皇帝が君を好きになった理由が今なら何となく分かる気がするよ。 皇帝為什麼會喜歡上你,現在我大概略知一二了。 |
80% | この感情は……一体なんだ? 君を想うと、胸が締め付けられる。 這個感情……到底是什麼?只要一想起你,胸口就緊得難受。 |
100% | もう少し傍にいてもいいか……? 君のことを、もっと知りたいんだ。 我可以待在你身旁再待久一點嗎……?我想要再多多認識你。 |
副官 | 私の叡智が必要なのだろう? ふふ、何でも教えてやるぞ。 你須要我的智慧對吧?哼哼、我就什麼都告訴你吧。 |
好感事件1
「呀,王子。 抱歉沒說一聲就過來了,打擾囉。」 . |
「やぁ、王子。 いきなりで申し訳ないが、失礼させてもらうよ」 |
步伐優雅得,像是要誇示非人容貌和美麗的蒼藍色頭髮, 那位魔神進到了房間。 . |
人ならざる容貌と美しき蒼髪を見せ付けるような 優雅な歩みを以て、その魔神は部屋に入ってきた。 |
——帝國魔神團長梅菲斯特。 我是有耳聞這魔神對白色帝國有所助力, 但關於他的身分來歷,或是所思所想,我所知道的,是無限地接近於零。 . |
——帝国魔神団長メフィスト。 白の帝国に力を貸しているとされる魔神だと聞かされているが、 素性や思考に関して俺が知っていることは、限りなくゼロに近い。 |
「那是當然的吧。 你和我才剛剛碰面,幾乎都是外人。」 . |
「それはそうだろう。 君と私は出会ったばかりのほぼ他人だ」 |
「不如說,現在這個階段,我就被你給掌握了 我的身高體重,或是其他的體型數值,那才算異常事態了。」 . |
「むしろ、今の段階で私の身長体重その他体型数値等を 君に把握されていたら、それこそ異常事態というものさ」 |
語畢,梅菲斯特才聳了聳肩讓我瞥到, 一下子卻又悠然地前進,在室內的沙發上坐定了下來。 . |
そう言って彼女は、肩をすくめて見せたかと思うと、 悠然に歩を進め、室内のソファに腰を落ち着けた。 |
那神氣的樣子, 的確能算是個擁有帝國魔神團長的稱號的存在。 . |
その威風たるや、 さすがは帝国魔神団長の肩書きを有する存在だと言えよう。 |
「哼……也沒什麼大不了的。」 . |
「ふん……そんなに大したものではない」 |
「還真要讓我說啊, 這樣言過其實的稱號對我,就是個精神上的枷鎖哪。」 . |
「というより、正直なところ このような仰々しい肩書きは精神のかせになっていてね」 |
「我本來呢, 是對這個物質界有興趣,才從魔界到這裡來的,但是……」 . |
「私はそもそも、 この物質界に興味があって魔界から出向いてきたのだが……」 |
「對於對我深遠的智慧表示興趣的帝國人們的 熱烈邀請,雖然說是半帶玩心,但因為是我自己答應的關係, 才會掛上了魔神團長這種沉甸甸的職位呀。」 . |
「我が深遠なる叡智に興味を示した帝国の者達による 熱烈な誘いに、戯れとはいえ自ら乗ってしまった所為で、 魔神団長などという重々しい役職についてしまったのさ」 |
「實在是好傷腦筋呀」 梅菲斯特表示嘆息讓我看見, 但是臉上浮現著微微笑容。 . |
実は困ったものだよ、と 溜息をついてみせるメフィストだが、 その表情に薄い笑みが浮かんでいる。 |
「……嗯? 你說我看起來沒那麼討厭?」 . |
「……ん? そんなにイヤそうには見えない、だと?」 |
「那麼你是想說…… 我是高高興興地坐在這個地位上,是嗎?」 . |
「ならば君は、 この私が悦んでこの地位に座していると……そう言いたいのか?」 |
「唔嗯……」 . |
「ふむ……」 |
「由於人類理所當然會渴求我深遠的智慧, 在發展至如此結果的過程當中,不管是相當程度的意外性, 或者是遭遇沒有預期的事像,都完全沒有,我是這麼記憶的……」 . |
「人間たちが私の深遠なる叡智を欲するのは当然のことゆえ、 こうした結果に至る過程においては、それほどの意外性も、 予期せぬ事象との遭遇も皆無だったと記憶しているが……」 |
「然而喔,斷定一切事情都是消極面相, 並否定時而得知的感慨,這也不能說妥當。」 . |
「いやしかし、全てを消極的な事柄と断定し、 その時々で得られた感慨を否定する事も適当とは言えない」 |
「沒錯……儘管生物上的品種不同, 人受到他者的讚賞和希求, 不管內情如何,都會令人心生喜悅的……」 . |
「そう……たとえ生物としての種が違えど、 他者からの賞賛や希求を向けられるというのは、 内実が如何なるものであろうと喜悦を生じさせるのだから……」 |
「……然而要肯定全面,也還是不妥當。」 . |
「……とはいえ全てを肯定することも、やはり不適当だ」 |
「帝國這個國家,畢竟不是萬眾一心呀……」 . |
「帝国という国は、一枚岩ではないからな……」 |
「在現狀底下, 既然有人喜歡我這樣的魔神, 就當然有人視我為眼中釘……」 . |
「現状においても、 私の様な魔神を好ましいと思う者もいれば、 目障りだと感じる者らも当然存在する……」 |
「正因為如此,還加入了考慮前述諸多的意味, 我大多數時候都差不多是在帝國外面過。」 . |
「だからこそ、そうした諸々に配慮する意味も込めて、 私は多くの時を帝国の外で過ごしているといった状態なのだ」 |
「……嗯? 問我會不會為此而感到悲傷?」 . |
「……ん? そのせいで悲しい思いをしているんじゃないか?」 |
「別再多想了。你為什麼會說出剛剛的措辭, 不過是因為人類的價值觀,而擅自對我感到同情。」 . |
「よしてくれ。君が今この様な言葉を紡ぐに至った理由は、 人間の価値観で勝手に私を同情したからに過ぎない」 |
「的確要說是同伴……這關係性也太過淡薄; 畢竟要滿足我的好奇心,我就不是很喜歡太過固執於特定的集團哪——」 . |
「たしかに仲間……というにはあまりにも希薄な関係性だが、 私の好奇心を満たすには、特定の集団に固執すぎるのはあまり 好ましいことではないからな——」 |
「從上面這點看來, 不管是帝國這片土地,還是存在於其所的人們, 在某種意味上,可以算是有讓我佔到便宜喔。」 . |
「そういう点からすれば、 帝国という地も、其所に存する者たちも、 ある意味では、私にとってかなり都合が良いと言えるのだよ」 |
梅菲斯特「呵呵」兩聲,一個人意味深長地發笑。 . |
ふふ、と何だか意味深に独りで笑うメフィスト。 |
到目前為止看她滔滔不絕的樣子, 似乎相當擅長說理。 . |
此処までの彼女の口振りを見るに、 どうやらかなりの理屈者であるようだ。 |
……不如說,我感覺她只是在把話題拖得冗長。 . |
……というより、無駄に話が長くなってるだけにも感じる。 |
「——那麼,接下來我要進入正題了,」 . |
「——で、此処からが本題なのだが」 |
「前些日子,我參加了在魔界舉辦的『魔界武王比武大會』, 我是在那時候認識你們的,」 . |
「先日、私は魔界における『魔界武王決定戦』なるものに 参加していたのだが、その折に君たちのことを知ってな」 |
「不對,抱歉。這不是正確資訊呀……」 . |
「いや、すまない。これは正確な情報ではないな……」 |
「老實說,我從蠻早之前就認識你了。」 . |
「実を言うと、私は君のことをかなり前から知っていた」 |
「我和拉碧斯……和一個叫作這個名字的雌性惡魔是老交情了。」 . |
「私はラピス……という名のデーモンの雌と旧知でな」 |
「我蠻早之前是只聽她講過 有個叫作王子的奇妙人類……」 . |
「彼女から王子という不思議な人間がいると 前々から話だけは聞いていたのだが……」 |
「這還真的引起了我的興趣。」 . |
「これが実に、私の興味を引いた」 |
「然後呢……經過大大小小的事情和契機, 我就像這樣子站在你的面前。」 . |
「そして……様々な事柄と契機を経由して、 私はこうして君の前に立っている」 |
「沒錯……在這遠大所為,以及寥寥偶然的盡頭。」 . |
「そう……大いなる所為と僅かばかりの偶然の果てにね」 |
…………。 . |
…………。 |
說實在的,我搞不懂她在說什麼。 . |
正直、何を言ってるのか分からない。 |
但是,絲毫不管呆然的我,梅菲斯特又再繼續說道: . |
だが、呆然となる俺に構わず、メフィストは更に後を継いだ。 |
「話說,我想你已經有所耳聞了……」 . |
「そういえば、既に聞いていると思うが……」 |
「帝國皇帝在一陣子之前, 命我在你這邊學些物質界的大小事情。」 . |
「帝国の皇帝からは当分の間、 君のところで物質界のことを学んでみろ、と言われていてな」 |
「哎呀,這趕人還趕得真體面啊…… 不過關於我的居留,你們王國那邊沒有什麼不便的嗎?」 . |
「まぁ、体のいい厄介払いだろうが……、 私の滞在について、君ら王国側に支障はないだろうか?」 |
那個的話, 我們已經事先從帝國方面收到文件了, 所以已經做好接納的準備了。 . |
それに関しては、 帝国側から前もって書状が届いていた為、 受け入れる体制は既に整っていた。 |
「這樣啊。呵呵……對應這麼快真是幫了大忙。 畢竟不管什麼事情,都愈早處理愈好呀。」 . |
「そうか。ふふ……対応が早くて助かるよ。 何事も、早いに越したことはないからな」 |
「那麼,這番打招呼般的對話就到此結束……」 . |
「それでは、挨拶めいた会話は此処らで終わりとして……」 |
「接著我就馬上來調查調查你吧。」 . |
「さっそく君について色々と調べさせてもらおうとするかな」 |
「……嗯?在驚訝什麼呢? 我說了吧?我對你很感興趣。」 . |
「……ん? 何を驚いている? 言っただろう? 私は君に興味があると」 |
「那麼首先,我就先確認你室內的書籍, 來確認一下你有什麼興趣還有喜好吧。」 . |
「それではまず、君の室内にある書物を確認し、 どのような趣味や好みがあるのかを確認するとしよう」 |
…………。 . |
…………。 |
「——嗯?怎麼啦?為什麼要站在我面前? 書架上是有什麼見不得人的東西嗎?」 . |
「——ん? どうした? なぜ私の前に立つ? 本棚には見られて困るものでもあるのか?」 |
倒不是說那樣, 可是自己的書櫃被別人看, 總感覺怪難為情的。 . |
そういう訳ではないが、 自身の本棚を見られるというのは、 何だか妙に恥ずかしい。 |
「我也不是說要看你的裸體。 應該沒必要感覺那麼羞恥吧?」 . |
「別に君の裸を見ようと言うわけではないのだ。 そのような羞恥を覚える必要などないだろう?」 |
看著慌張出言反對的我,梅菲斯特說: . |
それでも、と少しだけまごつく俺を見て、メフィストは言う。 |
「原來如此啊,那也算是你的氣質嗎。」 . |
「なるほどな、それも君の気質といったところか」 |
「但是,我不能夠在這個階段就罷手不幹。 抱歉,假如你拒絕,我不排除行使實力喔?」 . |
「だが、このような段階でつまづくわけにはいかない。 悪いが拒むというなら実力行使も辞さないぞ?」 |
和魔神一對一,對我也很不利。 看來這裡還是老實退下比較好。 . |
さすがに魔神相手に一対一というのも分が悪い。 此処は大人しく引き下がった方が良さそうだ。 |
「抱歉囉,王子。 但我和你約好,會保守秘密的。」 . |
「すまないな、王子。 だが、秘密は守ると約束しよう」 |
「…………」 . |
「…………」 |
「可是啊,也還真夠奇怪的。」 . |
「とはいえ、おかしなこともあるものだ」 |
作勢要朝向書架而站起, 緩緩邁開步伐,梅菲斯特突然低語了一句。 . |
本棚に向かおうとソファから立ち上がり ゆっくりと歩き出したメフィストが不意に呟く。 |
「有好一陣子的之前……」 . |
「かなり前のことなのだが……」 |
「有一次,我到皇帝的房間時, 正當我想要確認他擁有的書籍時, 就像剛才的你一樣……不對,展現出的舉止比你的還要厭惡,」 . |
「一度、皇帝の部屋に出向いた時に、 所有する書物の確認をしようとしたところ、 先ほどの君のように……いや、君以上に嫌がる素振りを見せてね」 |
「結果到最後,我幾乎是沒辦法確認皇帝的書籍呢。」 . |
「結局、皇帝の書物は殆ど確認することは出来なかったのだよ」 |
「對於他人調查自己擁有的書籍詳細感到避諱…… 見識到如此言行,我是能夠理解身為 一國之主者們都有的奇妙類似,但這也是某種重大的秘密吧?」 . |
「自らが所持する書物の詳細を調べられることへの忌避……。 斯様な言動を鑑みれば、一国の主たる者同士の奇妙な類似として 捉える事が可能なのだが、何か重大な秘密でもあるのだろうか?」 |
「……不對,說到底所謂的人類, 搞不好就是一種,因為自己擁有的書籍被他人看見, 就會必然性地感到不快的生物……」 . |
「……いや、そもそも人間というものが、 自らが所有する書物を他者に見られることで、 必然的に不快感を覚えてしまう生物なのかもしれない……」 |
「唔嗯……實在是不合理又富饒趣味的現象。 就是這種謎題,驅使我的心前往物質界……」 . |
「ふぅむ……実は不合理かつ興味深い現象だ。 こうした謎が私の心を物質界へと駆り立てる……」 |
「——啊,抱歉。岔開話題了呢。」 . |
「——と、すまない。話が逸れてしまったな」 |
如此這般,梅菲斯特一站到書架前, 就在美麗臉龐上嶄露出魅惑的微笑,對我如是告知: . |
そうして、メフィストは本棚の前に立つと、 美麗な顔に魅惑的な微笑を浮かべて、俺にこう告げた。 |
「那麼我們就開始吧。 揭露你所喜愛的書籍的本性……開始這背德的行為吧。」 . |
「それでは始めるとしようか。 君の愛好する書物たちの素性を露にする……背徳たる行為をね」 |
好感事件2
「唔嗯……實在是富饒趣味。」 . |
「ふむ……実に興味深い」 |
手抵著下顎,梅菲斯特隨著美麗微笑,低聲說道。 . |
顎に手を当てながら、美しき微笑と共にメフィストが呟く。 |
我們現在,正在執務室討論著最近的遠征。 . |
俺たちは今、執務室にて直近の遠征に関しての話し合いをしていた。 |
「這種出現在現地的,討伐對象的魔物, 從報告書的情報看來,可以做出某種程度的預測, 因此很容易提案最適切的編隊……」 . |
「現地にて出現すると思われる討伐対象の魔物は、 報告書による情報からある程度の予測が出来るため、 最適な編成の提案は容易なのだが……」 |
「……然而戰場的地形太過特殊了。 這樣子光是行軍就很勞師動眾。」 . |
「……如何せん戦場の地形が特殊すぎる。 これでは行軍だけでも一苦労だ」 |
「這樣一來,以大部隊進行遠征就不太切實際;」 . |
「となると、大部隊による遠征というのは現実味がない」 |
「因此,我認為這樣思考才妥當: 僅只以和王子能夠合作無間的人,做出少數人的編隊…………」 . |
「よって、王子と密接に連携が取れる者のみで少人数による編成を、 と考えるのが妥当かと思うのだが…………」 |
這時,梅菲斯特低吟,展露出苦惱的樣子。 . |
そこで、むむ、と悩んでみせるメフィスト。 |
正因為她自稱博學,才會在這類場合受到器重。 . |
彼女は博学を自称するだけあり、こういった場では重宝される。 |
——可是, . |
——のだが、 |
「說少數精銳,好聽是好聽, 但到頭來還是隱藏著戰力不足的危險性……」 . |
「少数精鋭といえば聞こえはいいが、 結局のところは戦力不足の危険性を孕んでいる……」 |
「即便盡是派些強悍的戰士出戰, 結果只要從遠方飛來多數飛行型魔物, 就會慘遭蹂躪,這可是無庸置疑的。」 . |
「屈強なソルジャーばかりで出陣したところで、 結果として遠来する飛行型の魔物などが 多数現れてしまえば、蹂躙されるのは明白だ」 |
「這樣一來,這裡還是應該覺悟到某種程度的犧牲, 然後組成大部隊出征嗎……?」 . |
「となると、ここはある程度の犠牲を覚悟して やはり大部隊を構成していくべきなのだろうか……?」 |
「……不對,可是物質界也有句話,說是『過猶不及』……」 . |
「……いや、しかし物質界の言葉には、 過ぎたるは及ばざるがごとし、というものもあるし……」 |
自己一個個提出方案後又表示反證, 使苦惱變化得愈來愈高層次。 . |
んー、と自分で次々に案を出しては反証を示し、 苦悩を漸次的に高次なるものへと変化させていく。 |
回過神來,這場討論幾乎不成討論。 但是,只要看著苦思的梅菲斯特,就會令人微笑。 . |
気づけば、ほとんど話し合いの体を成していない。 だが、そんな彼女を見ていると微笑ましくなる。 |
相處久了之後才知道, 梅菲斯特就是喜歡苦惱,喜歡想東想西的。 . |
付き合いが長くなったことで分かったことだが、 メフィストは悩むこと、そのものが好きなのだ。 |
「……姆。我覺得你那種表現不恰當喔?」 . |
「……む。そういう表現は適当ではない気がするぞ?」 |
「但是,畢竟我也想不出有什麼有效否定的話; 現在就先暫時接受你的指摘好了。」 . |
「が、効果的に否定する言葉も特に思いつかないからな。 今は君の指摘を、一先ず受け入れておくことにしよう」 |
「我說……王子……看你幹的好事…… 因為你從旁講些沒關係的事情, 思考都斷線了啦……」 . |
「って……王子……やってくれたな……。 君が横から関係ないことを言ったが為に、 思考が途切れてしまったのではないか……」 |
梅菲斯特一臉稍微怨恨地看向我。 . |
少しだけ恨めしそうな表情で俺を見るメフィスト。 |
我一邊回以道歉, 一邊提要先前她的方案, 又問問她這次的遠征——甚至是和魔物的作戰,有多少勝算。 . |
悪かったよ、と返しながら、 先ほどの彼女の案の概要を伝えつつ、 今度の遠征——ひいては魔物との戦いにおける勝算を訊ねてみる。 |
「這樣啊……」 . |
「そうだな……」 |
「我先聲明,如果不在當日確認你的身心狀態, 我是沒辦法得出正確的數值……」 . |
「当日の君の心身状態を確認しなければ 正確な数値は出せないと前置きはしておくが……」 |
「不過考慮到至今為止的經驗,你所具備的智勇, 使其服從的同伴,還有攜帶的武器等等——」 . |
「これまでの経験と備える智勇、 従える仲間、携帯する武器などを考慮すれば——」 |
「——嗯啊,獲勝機率應該50%吧。」 . |
「——まぁ、勝率は50%だろうな」 |
看著挺胸挺得自信滿滿, 得出如此答案的梅菲斯特, 我微微一笑。 . |
自信満々に胸を張り、 そんな答えを導き出したメフィストを見て、 俺は笑みを零してしまう。 |
因為,之前我提出同樣問題時也是, 她對獲勝機率,提出了相同的數值。 . |
なぜなら、前に同じ様な質問をした時も、 彼女は勝率に関して同じ数値を出したからだ。 |
「別笑啦。這數值可是我深遠的智慧所推導出來的, 也可以說是受到真實不虛之理論所證明的真理。」 . |
「笑うな。これは私の深遠なる叡智が導き出した 純然たる理論に裏打ちされし真理とも言うべき数値なのだ」 |
「基本上啊,或勝或負, 要是只看結果,到頭來就只有兩種而已。」 . |
「だいたいな、勝つか負けるかどうかなど、 結果だけで見れば結局のところ二種しかない」 |
「對啦!也就是一半一半——就是50%!」 . |
「そうだ! つまり半々——50%なのだ!」 |
「喂,就叫你別笑了啦! 你要是不收斂一些,就算我好說話,也是會生氣,或是哭喔?」 . |
「って、だから笑うなと言っている! いい加減にしないと、さすがの私も怒るか泣くかするぞ?」 |
我回應她「我不是在捉弄妳」, 一邊又補上「不如說我是感到很欽佩。」 . |
からかってるわけじゃない、と彼女に応えながら、 むしろ感心しているくらいだ、と付け加える。 |
「……你這話怎麼說?」 . |
「……どういうことだ?」 |
說到底,或生或死, 搞不好不過是在單純的理論上頭而已。 . |
そもそも生きるか死ぬかなんて、 それくらい単純な理屈の上でのことかもしれない。 |
我是也能夠一笑置之,幼稚地蒙混過去, 不過梅菲斯特這理論,居然還蠻能引起感動的不是嘛。 . |
子供じみた誤魔化しと一笑に付すことはできるが、 これはなかなかどうして感動を呼び起こす理論じゃないか。 |
「『單純』這種表現,在我的理解裡, 往往都是會表現在侮辱的文脈裡的言語……」 . |
「単純という表現は、往々にして侮蔑の文脈に表出される 言葉であると私は捉えているのだが……」 |
「但是看你現在一臉明朗, 我瞭解現狀並不是在那種文脈之上。」 . |
「今の君の晴れやかな表情を見れば、 現状がそうした文脈の上にないことは分かる」 |
「不過,還真是不可思議。」 . |
「だが、不可思議だ」 |
「我先前的理論,為什麼啟蒙到你了呢?」 . |
「私の先ほどの理論で、どうして君の蒙が啓いたのだ?」 |
「……謎題呢……」 . |
「……謎だ……」 |
「實在惱人……」 . |
「実に悩ましい……」 |
「不對……正因為如此,也才有所魅力。」 . |
「いや……だからこそ、魅力的でもある」 |
「王子,你果然是在至今為止我遇過的人類裏頭,一個屈指可數的變態啊。」 . |
「王子、君はやはり、今まであった人間の中でも屈指の変態だな」 |
「姆……?你為什麼在這邊皺眉頭?」 . |
「む……? どうしてそこで顔をしかめる?」 |
「我可是在誇獎你的特異性喔?」 . |
「私は君の特異性を誉めているのだぞ?」 |
「唔嗯……真是的,你每個反應都頗有趣的呢。」 . |
「ふむ……まったく、いちいち反応が面白いな、君は」 |
「…………」 . |
「…………」 |
「……好了。軍事會議也差不多開完了, 差不多也要開始每日必行的研究你了吧。」 . |
「……よし。では、軍議もあらかた尽くしたことだし、 そろそろ、日課である君の研究を始めるとするか」 |
端正臉龐上張貼著大膽無畏的微笑, 梅菲斯特朝我靠了過來。 . |
不敵な微笑を端正な顔に張り付かせたまま、 メフィストは俺へと近づいてくる。 |
「沒事的,我不會弄痛你的啦。」 . |
「大丈夫、痛いことなんてしないさ」 |
「我只是,想要再更加認識你而已……」 . |
「私は、もっと君を知りたいだけ……」 |
「那麼,今天要怎麼樣來揭發你的謎團呢。 呵呵,真是令人期待呀,王子。」 . |
「さて、今日はどのように君の謎を暴いてやろうか。 ふふっ、実に楽しみだよ、王子」 |
語畢,將手搭到我的臉頰上, 梅菲斯特以她那秀麗的美貌以及睿智, 將我的心迷得是神魂顛倒。 . |
そう言って、俺の頬に手を添えると、 メフィストはその秀麗たる美貌と叡智でもって、 俺の心を魅了するのだった。 |
王子直接被一個惡魔講變態啦WWWWWW
我自己以前去認識人家裡玩時,也是會晃到書房看別人家的藏書,所以我也不太懂王子和皇帝為什麼那麼不願意。
中文譯文裡頭有些直接照用漢字的詞彙,一查之後在古文裡頭還真有那些用法。不過直接用進來,也是為了想表示梅菲斯特講話很有知識但你就是難搞懂的個性,才會直接照用。而不是單純地看到就抓過來用,也不管合不合書面或口語,或是合不合角色的個性。