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【翻譯】千年戰爭AIGIS角色好感事件——酒呑童子の娘 鬼刃姫

一騎 | 2018-09-15 22:21:26 | 巴幣 14 | 人氣 720

酒呑童子の娘 鬼刃姫
酒吞童子之女 鬼刃姬





好感事件1



「真是不可思議呢。」
.
「不思議なものね」



「明明到不久前為止,我們都還在反目對立,
現在卻變得像這樣,讓你請我喝茶。」
.
「少し前までは互いに反目しあう仲だったのに、
今ではこうしてお茶に招待してもらうようになるなんて」



「想起來呀王子,
你也是受了我家鬼刃眾好幾次照顧呢。」
.
「思えば王子、
あなたにはあての鬼刃衆が何度か世話になったね」



「可是,感覺那也好像,
是好久以前的事情了……」
.
「でも、それも何だか
すごく前のことのように感じる……」



稍微寂寥地笑了笑,
鬼刃姬傾斜茶杯,文雅地啜茶。
.
少しだけ寂しげに笑うと、
鬼刃姫は湯吞みを傾けて上品に茶をすする。



「……不是回盼過去,而是看著未來行動。」
.
「……過去ではなく、未来を見て行動する」



「話這樣說,聽起來說不定太便宜我了,
但我不能夠駐足不前……」
.
「なんて言うと、都合の良すぎる言葉に
聞こえてしまうかもしれないけれど、
あては立ち止まってられないから……」



「所以,為了討伐要打倒的對手,
我才決定和外人聯手的……」
.
「倒すべき相手を討つ為に、
あては人と手を組むって決めたんだ……」



我瞭解。
我像是回報她的決意一般,頷首表示回覆。
.
分かっている、と
彼女の決意に報いるように頷きを返す。



「謝謝你,王子。
你接受了身為鬼族人的我,我真的很感謝。」
.
「ありがとう、王子。
鬼であるあてを受け入れてくれて、本当に感謝してる」



「今後也多多指教囉。」
.
「今後ともよろしくね」



鬼刃姬的嘴邊浮現微微的笑容,
我說「也請你多多指教」,伸出手。
.
口元にかすかな笑みを浮かべる鬼刃姫に、
こちらこそ、と言って手を差し出す。



「……欸?」
.
「……え?」



本來以為會回來的觸感,
完全沒有傳到我的手上。
.
返ってくると思われた触感が、
一向に俺の手に届かない。



怪異的沉默停留在我們之間,
鬼刃姬再也忍不下去,開口道:
.
妙な沈黙が俺たちの間に居座ると、
居たたまれなくなった彼女が口を開いた。



「這隻手是,什麼……?」
.
「この手は、なに……?」



鬼刃姬眉頭皺得看起來很詫異,
我回說,就像妳看到的,是握手。
.
けげんそうに眉をひそめた鬼刃姫に、
見ての通り握手だが、と返す。




「你說握手……」
.
「握手って……」



「你不怕,碰我啊?」
.
「あてに触れるのが、怖くないの?」



怕?
我反問道。
.
怖い?
と俺は反問する。



「……要是我有那個意思,
區區人類的手,可是能輕鬆握碎的喲?」
.
「……あてがその気になれば、
人間の手なんか簡単に握りつぶせるんだよ?」



妳不會那麼做吧;我一問道,
鬼刃姬就像嚇到似地,瞠目注視我。
.
そんなことはしないだろう、と問うと、
鬼刃姫は驚いたように目を剥いて俺を見つめた。



「……你明明,就還不清楚我是誰,
我卻還蠻受你信賴的呀。」
.
「……まだ、あてのことをよく知らないのに、
けっこう信頼してもらえてるんだね」



「好吧,假如王子無論如何……」
.
「まあ、王子がどうしてもって言うなら……」



把冒著蒸氣的茶杯放在桌上,
鬼刃姬畏畏縮縮地把手伸了過來。
.
湯気の立つ湯吞みを卓に置き、
おずおずと手を伸ばしてくる。



一旦我主動握住她小小的手,
.
その小さな手をこちらから握ってみせると、



「呀嗚……!」
.
「ひゃぅっ……!」



她便洩出一聲小小的哀鳴,
閉上眼睛,顫抖了一下肩膀。
.
と、小さな悲鳴を漏らし、
目をつむってピクンと肩を揺らした。



「……」
.
「……」



然後,她戰戰兢兢地張開眼睛。
.
そして、彼女が恐る恐る目を開ける。



「……!」
.
「……っ!」



一旦確認到自己的手還被握著,
帶著赤紅的臉頰上,
便浮現了有別於此的,感情的朱紅。
.
まだ握られている自分の手を認めると、
赤みがかった頬に、
それとは別の感情の朱が浮かんだ。



「……」
.
「……」



「……欸嘿嘿♪」
.
「……えへへ♪」



那是她下意識的笑容。
.
それは、無意識の笑みだった。



正因為如此,
表情看起來,才不同於至此為止的她,
顯得純潔而惹人憐愛。
.
だからこそ、
それまでの彼女とは異なる、
無垢にして愛らしい表情に映った。



「啊……對、對不起。
剛才我是不是,很奇怪呀……?」
.
「あ……ご、ごめんなさい。
ちょっと今のあて、変だったよね……?」



「像這樣和人好好握個手,
我還是第一次……」
.
「こんな風に誰かとちゃんと握手をするのは
初めてだったから……」



第一次?
我將忽然感覺到的異樣化作言語。
.
初めて?
と俺はふと感じた違和感を言葉にする。



「嗯……第一次。」
.
「うん……初めて」



「……我很特殊的。」
.
「……あては特別なんだ」



「我作為父親……不對,
作為酒吞童子的女兒,
過了一段好像籠中之鳥,很是封閉的幼少時期。」
.
「父上……ううん、
酒吞童子の娘として、
鳥かごの鳥のような閉鎖的な幼少期を送ってきたからね」



「所以,我的存在,同樣是鬼族,也是受人恐懼;
我也就沒能和外面其他人一同遊玩,或是有所接觸……」
.
「だから、同族の鬼の中でも怖がられる存在だったし、
誰とも遊んだり、触れあったりなんてできなかった……」



「所以你還不要……」
.
「だからまだ……」



「……還不要,把手放開。」
.
「……まだ、手を離さないで」



隨著好似快聽不見的微聲,
一隻小小的手疊到了我的手背上。
.
消え入りそうな声とともに、
小さな手が俺の手の甲に重ねられた。



「我想要再稍微,就保持這個樣子……」
.
「もう少しだけ、このままで……」



「……我想要再多感覺一些,」
.
「……感じてたい」



「多感覺這手的溫暖……」
.
「この手の温もりを……」



「……好不好呢?」
.
「……ダメ、かな?」



她將淒楚而帶著哀求的雙眼筆直向著我,對我問道。
.
切なげな哀願の瞳をまっすぐに向けて俺に問う。



我沒有回答那問題,取而代之,
我將自己還空著的手,
重疊在她的手上。
.
その問いに答える代わりに、
俺は自分の空いている方の手を
彼女の手に重ねた。



「王子……」
.
「王子……」



這樣行嗎,我對她問道。
.
これでいいかな、と俺は問いかける。



「嗯……」
.
「うん……」



「這樣就,行囉……」
.
「これで、いいよ……」



「王子的手,非常溫暖。」
.
「王子の手、すごく温かい」



「這就是人類的溫度哪。」
.
「これが人間の温もりなんだね」



如此低聲說完,
鬼刃姬展露出相符於年幼外表的笑容;
她有好一陣子,都一直握著我的手。
.
そう呟いて、
幼い見た目に相応しい笑みを見せた鬼刃姫は
しばらくの間、俺の手を握り続けるのだった。




好感事件2



「……睡覺時角會不會擋到?」
.
「……寝る時に角が邪魔にならないか」



「唉呦,怎麼可能會啦。」
.
「もう、なるわけないじゃない」



「真是的,你不要用人類想像力的圈子,
來把我圈住好不好。」
.
「まったく、人間の想像力の枠内に
あてを当てはめないでよね」



我在自己房間的沙發上和鬼刃姬並排而坐,
天南地北地亂聊一通。
.
自室のソファに鬼刃姫と並んで座り
他愛のない話に花を咲かせていた。



「還是說,王子會不會是
一邊看著我的角,一邊在想那種事情呀?」
.
「というより、王子はもしかして
あての角を見ながらそんなことを考えてたの?」



一邊說著,鬼刃姬用雙手,
頻頻對我的手,又是摸,又是握的。
.
言いながら、鬼刃姫は両手で
しきりに俺の手を撫でたり握ったりしている。



原本聊天就是個藉口,
這番乍看無謂的亂聊,其真意,
就在於她可以這樣盡情擺弄我的手。
.
もとより会話は口実に過ぎず、
この一見無駄に見える会談の真意は
彼女がこうして俺の手を存分に弄ぶことにある。



之前兩人單獨會面以來,
鬼刃姬似乎就相當中意把握我的手,
人也變得會找藉口造訪我的房間。
.
前に二人きりで会ってから、
鬼刃姫は俺の手を握ることがいたく気に入ったようで、
何かと口実を作っては俺の部屋を訪れるようになっていた。



「——欸?問我就那麼喜歡王子的手啊?」
.
「——え? そんなに王子の手が好きかって?」



我混著玩笑一問,
鬼刃姬就頓然失語,瞠目結舌。
.
冗談まじりに尋ねると、
鬼刃姫はハッと目を丸くした。



「唔……這個嘛……」
.
「う……それは……」



「……呃。哎呃……算、喜歡吧?」
.
「……ま。まあ……好き、かな?」



「……嗯。喜歡。」
.
「……うん。好き」



「很喜歡……不如說,相當喜歡。」
.
「けっこう……ていうか、かなり」



看上去稍顯害羞地說完後,
鬼刃姬把沒握著我的那隻手舉到臉前。
.
少しだけ恥ずかしそうにそう言うと、
鬼刃姫は俺の手を握っていない方の手を顔の前に掲げる。



「……因為我是鬼族。」
.
「……あては鬼だから」



「我這身為鬼族的手,
對人類來說,就只是帶來破壞的東西。」
.
「鬼であるあてのこの手は、
こと人間に対しては破壊をもたらす為のものでしかない」



「……我本來是那麼想的。」
.
「……そう思ってた」



「但那也只是過去的鬼族人會那樣而已。」
.
「でもそれは、過去の鬼たちがそうだっただけのこと」



「當然,
現在也還有很多鬼族的人和人類敵對……」
.
「もちろん、
今も多くの鬼たちが人間と敵対してるけど……」



「但是,就算因為那樣,
我也沒必要去模仿。」
.
「でも、だからって、
あてがそれに倣う必要はない」



「因為……因為我都這個樣子,
用我這雙手,和人類的王子聯繫上了。」
.
「だって……あてはこうして
この手で人間である王子と繋がれたんだから」



說完之後,鬼刃姬
稍微加強握住我的手的力道。
.
そう言って鬼刃姫は、
俺の手を握る力を少しだけ強める。



只要有那意思,就能夠像捏紙屑般捏碎我的手,鬼族的手。
.
その気になれば紙くずのように俺の手を握り潰せる鬼の手。



但是,從她的手所傳來的,
就只有柔和的慈善。
.
だが、彼女の手から伝わってくるのは
柔らかな優しさだけだった。



「能夠這樣感受王子的溫暖,
現在我非常高興……」
.
「こうして王子の温もりを感じられるのが、
今はすごく嬉しいの……」



——柔和的笑容。
但是卻微乎其微地透漏出一種寂寞。
.
——柔和な笑み。
けれどその何処かに、
わずかな寂しさが垣間見えてしまう。



所以我才會這樣嗎。
不知不覺間,我將她整個人抱了過來。
.
だからだろうか。
知らぬ間に、俺は彼女を抱き寄せてしまった。



「——呀!?」
.
「——ひゃっ!?」



「王、王子……?」
.
「お、王子……?」



困惑的鬼刃姬,
在我的臂彎中略略打顫。
.
戸惑う鬼刃姫が、
俺の腕の中で小さく震えている。



硬質的角的觸感,讓我實際感受到,
我正緊抱著鬼刃姬,而不是別人。
.
硬質な角の感触が、
他ならぬ鬼刃姫を抱きしめていることを実感させた。



「為、為什麼,要這樣……」
.
「な、なんで、こんな……」



「我明明,就是鬼族……」
.
「あて、鬼なのに……」



不喜歡讓人類抱緊緊嗎。我問道。
.
人間に抱きしめられるのは嫌か、と訊ねる。



「……不會。」
.
「……ううん」



「不會討厭呀……」
.
「嫌じゃないよ……」



「可是……王子會討厭吧?」
.
「でも……王子は嫌でしょ?」



「問為什麼……」
.
「なんでって……」



「因為……角,會刺到啊……」
.
「だって……角、刺さっちゃうし……」



「妳還真會胡思亂想哪」
我碰觸她的角,讓她實際看看。
.
変なことを気にするんだな、と
彼女の角に触れてみせる。



「你、你幹嘛……!?」
.
「ちょ、ちょっと……っ!?」



「被你那樣,摸得那麼溫柔……我、我很難為情的啦……」
.
「そんなふうに、優しく撫でられたら……は、恥ずかしいよ……」



嘴巴上是那麼說,
但鬼刃姬端正的臉龐上露著微笑。
.
そんな言葉を口にするが、
鬼刃姫の端正な顔には微笑みが浮かんでいる。



「居然不怕鬼族的象徵,
王子你還真是個怪人類……」
.
「鬼の象徴を怖がらないなんて、
王子って本当に変な人間……」



「但是,要說怪……我也一樣吧。」
.
「でも、変なのは……あても一緒か」



「因為……我,
我明明是個鬼族,還喜歡上了人類。」
.
「だって……あては、
鬼のくせに人間のことを好きになっちゃってる」



「王子……」
.
「王子……」



鬼刃姬輕輕閉上雙眼。
.
そっと鬼刃姫が瞳を閉じる。



「……最喜歡你了。」
.
「……大好き」



要接吻時,
額頭上的角並沒有多麼擋人。
.
キスをするのに、
額の角はさほど邪魔にはならなかった。




好感事件3



「唔——嗯……還是用『我( /wo3/ )』嗎?」
.
「うーん……やっぱり『私』?」



「還是用『小女子』?」
.
「それとも『わたくし』?」



「……可是用『偶』之類的,
搞不好王子會說很可愛……」
.
「……でも案外『あたい』とかでも
王子は可愛いって言ってくれそう……」



在房門前看到低聲自言自語的鬼刃姬背面,
我從背後向她搭聲「有什麼事情嗎?」
.
扉の前で独り言を呟く鬼刃姫の背中を見かけ、
何か用か、と背後から声をかけた。



「——呀!?
王、王子……原來你沒在房間啊?」
.
「——ひゃぅっ!?
お、王子……部屋にいるんじゃなかったの?」



別把人說得都不出門的好不。
我一邊苦笑說道,一邊打開房門,問她「進來嗎?」
.
人を引きこもりみたいに言うな、
と苦笑しつつ扉を開け、入るか、と訊ねる。



「……嗯♪」
.
「……うん♪」



點了頭的鬼刃姬步伐輕巧地走向沙發,
一如往常文雅地坐到上頭。
.
頷いた鬼刃姫はとてとてとソファに向かい、
いつものように上品にそこに腰掛ける。



輕輕頷首回應將期待眼神對向我的她,
我邁步靠近,在可愛鬼族少女的旁邊坐了下來。
.
期待の眼差しを向ける彼女に軽い頷きで応じ、
俺は歩い寄って愛らしい鬼の少女の隣に腰を下ろした。



「欸、我剛才說了什麼?」
.
「え、さっきあてが言ってたこと?」



用指尖碰觸我的手背的鬼刃姬,被我這麼一問,
就像隻受驚嚇的貓咪,肩膀打了好大一個冷顫。
.
俺の手の甲に指先で触れた鬼刃姫は、
問われた途端、驚いた猫みたいにギクリと肩を震わせた。



「呃,欸欸,那個是呀……」
.
「え、ええと、あれはね……」



小小的指尖好像迷了路般,在我的手背上來來去去。
.
小さな指先が迷うように俺の手の甲を行ったり来たりする。



「那個,那個啊,王子……」
.
「あの、あのね、王子……」



「…………我( /wo3/ )……」
.
「…………わ……」



「……我( /wo3/ )、我( /wo3/ )是『我( / ngo3 / )』喲♪」
.
「……わ、私、あてだよっ♪」



「……欸,奇怪?」
.
「……って、あれ?」



我忍不住笑出聲來,
一邊握住她的手,一邊詢問「怎麼突然這樣啊?」
.
思わず噴き出した俺は、
急にどうしたんだ、と彼女の手を握りながら訊ねる。



「我( /wo3/ )是『我( / ngo3 / )』」
不就變成只是在說「我是我」而已嘛。
.
『私、あてだよ』では、私は私だと
言っているだけのことになってしまうではないか。



「因、因為……
把自己叫作『我( / ngo3 / )』的人,
除了我以外幾乎就沒有了嘛?」
.
「だ、だって……
自分のことを『あて』って呼ぶ人なんて
あての他にはほとんどいないでしょ?」



鬼刃姬心虛地低語道。
.
心細そうに呟く鬼刃姫。



她將握著的我的手帶到膝上,
再將空著的手蓋上去包覆住。
.
握った俺の手を膝の上に招き、
空いている方の手を被せて包み込む。



「至少,在王子身邊的人們,
都沒有一個人用這麼奇怪的自稱……」
.
「少なくとも、王子の傍にいる人たちには
そんな変な呼び方をしてる人なんて一人もいないし……」



「所以,我才想,要待在王子身邊,
是不是要換一個更符合王子的自稱,
會比較好一點……」
.
「だから、王子の傍にいるためには
もっと王子にふさわしい呼び方に
変えたほうがいいのかなぁ、って思って……」



自稱什麼的都無所謂啦。
我對鬼刃姬的擔心一笑置之。
.
呼び方なんて関係ないさ、
と俺は鬼刃姫の心配を一笑に付す。



但是,鬼刃姬好像還不是很信服,
一面把帶著憂慮的眼光落到腳下,一面說:
.
だが、鬼刃姫はまだ納得がいかないのか、
憂いを帯びた眼差しを足下に落としながら言った。



「因為……我是鬼族人啊。」
.
「だって……あては鬼だから」



「我比人類的力氣還大,頭上又長角,皮膚的顏色也是……
和人類……應該說,和王子完全不一樣,」
.
「人間より力は強いし、角も生えてるし、肌の色も……。
人間と……というか、王子とは全然違うから」



「……所以,我是想要稍微靠近王子的。」
.
「……だから、少しでも王子に近づきたいの」



「我覺得要是不這樣,身為鬼族人的我,
根本就比不過其他的人類女孩子。」
.
「そうでもしないと、鬼であるあては
どうしたって他の人間の女の子には敵わないと思うから」



鬼刃姬吐落一陣憂鬱的嘆息。
.
物憂げな溜息を落とす鬼刃姫。



那側眼看起來,就只是一個年幼的少女;
我輕輕將她那纖細無依的肩膀靠了過來。
.
その傍目には幼い少女にしか見えない
細く頼りない肩にそっと肩を寄せる。



然後緩緩地,
我在長在她額頭的角上面輕輕吻了一下。
.
そしておもむろに、
彼女の額に生えた角に軽くキスをした。



「呀……!」
.
「ひゃッ……!」



鬼刃姬小幅地打了個驚顫,
用她那因為詫異和羞恥而睜圓的雙眼,向上看我。
.
ぴくん、と小さく肩を揺らした鬼刃姫は、
驚きと羞恥に丸くした瞳で俺を見上げる。



「王、王子……你別親那邊——嗯……!」
.
「お、王子……そんなところにキスしちゃ——んっ……!」



我用半帶戲弄的親吻讓鬼刃姬又一次顫抖之後,
悄聲說,我怎麼就不能親你角了。
.
戯れのような口づけでもう一度鬼刃姫を震わせてから、
なぜ角にキスしては駄目なんだ、と囁く。



「什麼怎麼就……呀嗚!
唉、唉呦……王子你……」
.
「なんでって……ひゃぅっ!
も、もう……王子ってばぁ……」



浮現出傷腦筋笑容的鬼刃姬,
自己把肩膀靠了過來,閉上眼睛,對落在唇上的吻,甘之如飴。
.
困ったような笑みを浮かべた鬼刃姫は、
自ら俺に肩を寄せ、目をつむって浴びせられるキスを甘受する。



她那包覆著我的手的雙手,
不知何時,感覺變得更加暖活了。
.
俺の手を包んでいる彼女の両手が、
いつしかより暖かくなっているように感じた。



「……王子,那個呀,」
.
「……ねえ、王子」



鬼刃姬忽然張眼,目不轉睛地瞅著我看。
.
ふいに鬼刃姫が目を開け、じっと俺を見つめる。



「我啊,之後會變得更厲害喔。」
.
「あて、これからもっと強くなるよ」



「不管多強的對手打過來,
我都絕對會保護王子的喔。」
.
「どんなに強い相手が来ても、
あてが絶対に王子を守ってあげるからね」



謝謝妳,我打自心底道謝,
用還空著的手輕輕撫摸她的頭。
.
ありがとう、と俺は心からの礼を述べ、
空いている方の手で彼女の頭をそっと撫でる。



於是乎,鬼刃姬便無邪地作了個微笑,
但過了一小會,她的笑容上又添加了點哀戚的神色。
.
すると鬼刃姫はあどけなく微笑んだが、
しばらくするとその笑みに切なげな色を差し浮かべた。



「……可是呀,王子,」
.
「……でもね、王子」



「我要是變得愈來愈強,
就會和人類——和人類的王子愈離愈遠,
會漸漸變成那樣的存在。」
.
「強くなればなるほど、
あては人間から——人間の王子から
かけ離れた存在になっていくと思う」



「因為……畢竟我是鬼族。
是那個酒吞童子的,親生女兒……」
.
「だって……あては鬼だから。
あの酒吞童子の、実の娘だから……」



鬼刃姬如是低語;她的兩手包覆著我的手,時不時地微微顫抖。
.
そう呟く鬼刃姫の両手が、俺の手を包んだまま小刻みに震える。



能夠把身為人類的我的手,輕鬆握碎,一雙鬼族的手,
現在無依無靠得,好像一吹就會飛走。
.
人間である俺の手など軽く握りつぶせる鬼の手が、
いまは吹いたら飛んでしまいそうなほど心もとない。



「……就算我變成那個樣子,
王子你可不可以也不要變得討厭我,厭惡我?」
.
「……そうなったとしても、
王子はあてのこと、嫌いにならないでいてくれる?」



「這雙手,你可不可以一直把握下去?」
.
「この手をずっと、握り続けていてくれる?」



從鬼刃姬那蕩漾得很是淒楚的雙瞳,
落下閃閃發光的晶粒,在臉頰上畫下一道緩緩的軌跡。
.
切なげに揺れる鬼刃姫の瞳から、
きらりと光る粒がこぼれ、頬にゆるい軌跡を描く。



我用空著的單手握住她的手背,
就這麼不發一語,在打冷顫的少女唇上,親吻。
.
俺は空いた片手で彼女の手の甲を握り、
そのまま無言で、寒そうに震える少女の唇にキスをした。



「嗯……」
.
「んっ……」



「…………欸嘿嘿♪」
.
「…………えへへ♪」



「王子,再一次……」
.
「王子、もう一回……」



妳要幾次我都沒問題。我在心中低語,
然後再次將臉靠向鬼刃姬。
.
何度でもしてやるさ、と心の中で呟いて、
俺は再び鬼刃姫に顔を寄せる。



人類和鬼族——既然雙方的差異絕對不會有所彌補,
鬼刃姬在今後,應該也會因為和我的關係,而繼續心懷糾葛。
.
人と鬼——その双方の差異が決して埋まるものではない以上、
鬼刃姫は今後も、俺との関係に葛藤を抱き続けるのだろう。



所以我才要好幾次地親吻她,
要一直握著她這雙手。
希望我和她之間的間隙能稍微弭平。
.
だから何度でもキスをして、
いつまでもこの手を握り続けよう。
少しでも彼女との間の隙間が埋まるように。



「嗯…………( 啾 ) 」
.
「ん…………ちゅっ」



「……欸嘿嘿♪ 王子,再來一次……」
.
「……えへへ♪ 王子、もう一回……」




事件三裡面的「我( / ngo3 / )」其實是我自己創造出來的發音。這邊為之後有可能的爭議感到抱歉。我曾經想過兩種方案:從華語當中找到合適的人稱,或是直接搬用日語的發音

先講前者。我從古代漢語,或是目前中國北方的晉語當中,想要找出一個適合的發音來對照原文,無奈目前我能找到的資料都有殘缺,讓我不太敢放心使用。

古代漢語的部分,本來是想要從鬼刃姬的原型——茨木童子的活動年代,來找到適合的自稱。把茨木童子的活動年代對照到中國朝代,可以發現大概是在唐、宋時期。我找到這個時候的「我」的發音,但是網路影片上頭標示的音標超出我的理解,無法看著音標唸出來。

晉語的狀況是,我有找到比較易於發音的音標,但是我之前的語言學講義搞丟了,弄得我是話卡在喉嚨,想念又念不出來。

不論是古代漢語,或是晉語,還有一個問題是,無論發音為何,字形都離不開「吾」「我」,這樣子就必須增加發音標記。這在閱讀體驗上,其實並沒有很順暢,但也只能當成必要之惡。

照用日語的部分,直接標記成「我(ate)」「我(watashi)」是很方便,但是這種「寫成A,念成B」的日語語言習慣,我認為並不適合放進華語裡。就算有人覺得可以,通常也不是什麼正式的語言習慣,而是單純覺得「阿日文也再用阿,與言都麻是會演變的」,這我不同意。

最後,我決定自創一個發音。我把「我」的羅馬拚音 / wo3 / ,其中的 / w /,替換成 / ŋ /,也就是文中的 / ng /,變成各位看到的 / ngo3 /。會決定選用 / ŋ / ,是因為在查閱資料時,發現有些「我」的音標開頭,是使用 / ŋ / 的,所以我才決定用這個發音。

用一個自創發音,我是覺得如果出現更正確的,可以立刻替換掉,而不用再多加牽拖;而且在ACG圈,沿用日語來自創語言表現,是一個很常見的情形。所以,我才認為有一用的價值。

當然,這個是非官方翻譯,和官方翻譯相比,只有話語權的大小,而對錯和適當與否則在其次。這個是我對「あて」這一自稱給出的解法,雖然風險超級大,卻是我目前能想到的辦法,也是我對我的翻譯負責的方式。我不會像那些大咧咧講自己不專業翻譯,還沾沾自喜的傻子一樣。

創作回應

桔梗麻雀™
還以為是出現什麼Bug了XDD
2018-09-15 23:05:10
一騎
並不是WWW
2018-09-15 23:10:01
貓翠石
挺可愛的@~@
2018-09-16 00:04:29
一騎
很純情XDD
2018-09-16 00:09:29
巨像古城大鷲の桐生醬
在鬼即將2覺醒的現在......請容我用一張圖表示

https://truth.bahamut.com.tw/s01/201706/b4a39d3e5cd2ef25818b9d534533978e.JPG
2018-09-16 05:24:39
一騎
好久沒看到這張圖了
2018-09-16 09:45:44
エヌ
就算表板的故事這麼溫馨
一想到裏版的事件一就只會覺得王子根本人渣
2018-09-16 13:39:48
一騎
寢一的玩腋下我自己都看得一頭霧水WWW
2018-09-16 13:44:12
Ahh(為奈亞子獻上忠誠)
回來補看好感度事件翻譯
結果看到留言......
我TM馬上衝去看事件一腋交啊嘶
2018-11-23 01:51:25
一騎
[e17]
2018-11-23 01:59:29
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