水上より薰る八重の 花ひら逆月に ささめ泳ぐ迷い星に 風花搖らめて この心を埋めるのは 彼方 重ねた指 寂しげに 悴む手を温めた 此方 追憶だけ 降り積もる細雪 照らされた紅涙に 傾ける水鏡 波紋水面に搖れる 音もなく 澄み切った海の風と あえかなる雫の影に 通り過ぎて思う 波間抱いて 辿る空に無事を想う 星が巡り 月が廻り その度 日も忘れ 移ろい行き求め合った 貴方の残り香を 重ねた言ノ葉だけた 今も 面影を繋ぐように 悪戯に擦れ違った 声も 届かぬままに 儚く舞う雪色の名残 夜に溶けて 薄ら咲く月灯 琥珀 雫になって 搖蕩う凪の静寂に さざめ泣いた 彷徨う心の欠片も 広がる炎に飲み込まれて 水漬き秘める華 遺した 水上より薰る八重の桜は 今は遠く 時雨に霞んで 風花舞い仰ぐ初春の空 水面静かに搖れて 音もなく 澄み切った海の風と あえかなる雫の影に 通り過ぎて想う 波間抱いて 辿る空に無事を願う |
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leon770530 給 巴友:
我的小屋首頁共有4篇健身相關證照心得文,對健身有興趣的朋友可以來看看喔!看更多我要大聲說13小時前