全国有数の清酒生産地* |
神戸・灘・酒蔵地域とは、神戸市東部から西宮市西部にかけての臨海部に位置する全国有数の清酒生産地、灘五郷のうち、西宮市内の今津郷と西宮郷を除く、東から魚崎郷、御影郷、西郷と呼ばれる神戸市内の3郷を指す。灘に酒造業が成立するのは18世紀前期の享保年間のことである。そして19世紀中期の天保年間には、山田錦に代表される良質な原料米の入手が容易であったこと、江戸積のための樽廻船による輸送体系が確立できたことなどの位置的優位性に加え、宮水の発見や米精白のための六甲山の水車利用、あるいは酒造技術を持った丹波杜氏の確保などから「寒造り」と呼ばれる技術が確立し、それまでの濁酒とは異なる商品性の高い高品質な清酒である「灘の生一本」の生産を可能とした。この結果、幕末には江戸に荷揚げされた酒の6割が灘酒であったといわれる |
白鶴酒造では、当社の古い酒蔵をそのまま酒造資料館として公開しています。 脈々と継承されてきた伝統の酒づくりの一部始終にふれていただき、その酒づくりの世界を通して、「日本のこころ」を広く、深く伝えられれば、と願っています。 白鶴酒造資料館 館長 堀 高公 |
フロア案内 |
◆資料館ガイド 1階 | ||
地図中の●を押してください。館内の様子をご覧いただけます 【1Fへ】 |
大桶 酒造道具 精米 洗米道具 釜場 酒槽 夕食風景 きき酒コーナー 休憩コーナー 売店 多目的ホール 映写ホール |
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◆資料館ガイド 2階 |
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地図中の●を押してください。館内の様子をご覧いただけます 【2Fへ】 |
放冷場 麹室 もと仕込み 醪仕込み おり引き・火入れ道具 樽詰め |
◆建物の概要 大正初期に建造、昭和44年3月まで本店1号蔵として稼働 |
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製造能力 | 原酒(アルコール約20度)900キロリットル(1.8リットル瓶詰製品換算、約600,000本) | 建築面積 | 1,098.95平方メートル(332.43坪) | |||
延べ面積 | 1,951.13平方メートル(590.21坪) |
資料館限定のオリジナルグッズ各種を販売。お酒・お菓子・ユニークな小物など多種多様なモノがいっぱいです。その一部をご紹介。 |
来館のご案内 |
◆住所 〒658-0041 神戸市東灘区住吉南町4丁目5-5 |
◆開館案内 開館時間:9:30~16:30(ただし、入館は16:00まで、団体は予約制) 休館日:月曜日、年末年始、お盆 入館料:無料 見学申込:白鶴酒造資料館 TEL:078-822-8907 FAX:078-822-4891 ◆交通 ・阪神住吉駅下車、徒歩約5分・JR住吉駅下車、徒歩約15分・阪急御影駅下車、車で約10分 |