《全力少年》
演唱:Sukima Switch
躓(つまず)いて、転(ころ)んでたら置(お)いてかれんだ
泥水(どろみず)の中(なか)を今日(きょう)もよろめきながら進(すす)む
汚(よご)れちまった僕(ぼく)のセカイ 浮(う)いた話(はなし)など無(な)い
染(し)み付(つ)いた孤独論理(こどくろんり)、拭(ぬぐ)えなくなっている
試(ため)されてまでもここにいることを決(き)めたのに
呪文(じゅもん)のように「仕方(しかた)ない」とつぶやいていた
積(つ)み上(あ)げたものぶっ壊(こわ)して 身(み)に着(つ)けたもの取(と)っ払(ぱら)って
止(と)め処(ど)ない血(ち)と汗(あせ)で乾(かわ)いた脳(のう)を潤(うるお)せ
あの頃(ころ)の僕(ぼく)らはきっと全力(ぜんりょく)で少年(しょうねん)だった
セカイを開(ひら)くのは誰(でれ)だ?
遊(あそ)ぶこと忘(わす)れてたら老(お)いて枯(か)れんだ
ここんとこは仕事(しょごと)オンリー 笑(わら)えなくなっている
ガラクタの中(なか)に輝(かがや)いてた物(もの)がいっぱいあったろう?
「大切(たいせつ)なもの」全(すべ)て埋(う)もれてしまう前(まえ)に
さえぎるものはぶっ飛(と)ばして まとわりつくものかわして
止(と)め処(ど)ない血(ち)と涙(なみだ)で渇(かわ)いた心臓潤(しんぞううるお)せ
あの頃(ころ)の僕(ぼく)らはきっと全力(ぜんりょく)で少年(しょうねん)だった
怯(おび)えてたら何(なに)も生(う)まれない
澱(うるお)んだ景色(けしき)に答(こた)えを見(み)つけ出(だ)すのはもう止(や)めだ!
濁(にご)った水(みず)も新(あたら)しい希望(ひかり)ですぐに透(す)み渡(わた)っていく
積(つ)み上(あ)げたものぶっ壊(こわ)して 身(み)に着(つ)けたもの取(と)っ払(ぱら)って
幾重(いくえ)に重(かさ)なり合(あ)う描(えが)いた夢(ゆめ)への放物線(ほうぶつせん)
紛(まぎ)れもなく僕(ぼく)らずっと全力(ぜんりょく)で少年(しょうねん)なんだ
セカイを開(ひら)くのは僕(ぼく)だ
視界(しかい)はもう澄(す)み切(き)ってる