あと一匙(ひとさじ)の憂鬱(ゆううつ)で
壊(こわ)れそうなんて
のたまえど おかまいなく
記憶(きおく)域(いき)
圧(あっ)されてしまう
躓(つまず)いては 縋(すが)っていた
未(み)検証(けんしょう)フィロソフィー
己(おのれ)さえ ごまかせない
チープな理論(りろん)武装(ぶそう)
答(こた)えが出(で)るまでとか
=(イコール)未来永劫(みらいえいごう)
とめどない思考(しこう)回路(かいろ)を
誰(だれ)か ねえ止(と)めて
もうなにもかも 忘(わす)れて
今宵(こよい)は シルエットダンス
知(し)らない 要(い)らない
全然(ぜんぜん)
なんの法則(ほうそく)もなく ただ舞(ま)って舞(ま)う
(今日(きょう)を称(たた)えて)
照明(しょうめい)一切(いっさい)を消(け)しちゃって
さあ 宇宙(うちゅう)へとリンク
ビートに呼応(こおう)して浮(う)かび上(あ)がる
超然(ちょうぜん)的(てき)
シルエットダンス
音(おん)の中(なか)に溶(と)けていく
僕(ぼく)のリアリティー
感傷(かんしょう)も 焦燥(しょうそう)も 粉々(こなごな)に
ちりぬる模様(もよう)
五臓六腑(ごぞうろっぷ)に響(ひび)いちゃって
脈打(みゃくう)つメロディライン
この僕(ぼく)を 駆(か)け巡(めぐ)る 流星(りゅうせい)が跳(は)ねる
呼吸音(こきゅうおん)と重(かさ)なってく
リズムの波(なみ)に
任(まか)せて揺(ゆ)れていたい
それだけでいいよ
飛(と)び込(こ)んだなら そこはもう
無(む)重力(じゅうりょく) 浮遊(ふゆう)してダンス
意味(いみ)ない 間違(まちが)い
全然(ぜんぜん)
気(き)にもとめないで
舞(ま)って 舞(ま)って 舞(ま)う
(直感(ちょっかん)を盲信(もうしん))
何一(なにひと)つ生(う)み出(だ)さない
ああ 透明(とうめい)な自由(じゆう)
全部(ぜんぶ)リセットで 空(から)っぽになれたら
宇宙(うちゅう)をクラウドにして
預(あず)けてしまえ すべて
もうなにもかも 忘(わす)れて
今宵(こよい)は シルエットダンス
知(し)らない 要(い)らない
全然(ぜんぜん)
なんの法則(ほうそく)もなく
ただ舞(ま)って舞(ま)う
(今日(きょう)を称(たた)えて)
金輪際(こんりんざい)誰(だれ)も
知(し)らない夜(よる)
僕(ぼく)の夜(よる)
星(ほし)あかり纏(まと)うも あはれ
前衛的(ぜんえいてき)シルエットダンス