水郷として知られる柳川市。
柳川市観光協会によりますと、週末に訪れた観光客の数は去年の同じ時期と比べておよそ2割にまで落ち込んだということです。
特に観光のうりとなっている川下りは影響が深刻です。
緊急事態宣言が出されたあと予約のキャンセルが相次ぎ、営業時間の短縮だけでなく自主的に休業する業者もあります。
16日の土曜日、船の船頭として働く男性は、川下りに訪れる観光客がまばらとなるなか、粛々と船の準備を進めていました。
船頭の70代の男性は、「客が来ないのでほとんどただ働きのような状態です。ただ、いつ客が来るかわからないので準備はしています」と話していました。
一方、柳川名物のうなぎ店。
創業およそ160年の老舗のうなぎ店では、以前は、Go Toキャンペーンの効果もあって週末には店の前に行列ができるほどでした。
しかし、この日、その行列は姿を消していました。
店では、パートやアルバイトには休みを取ってもらい、営業を続けていました。
営業時間は、午前11時から午後8時までで、県の時短要請の対象ではありませんが、客の落ち込みを受けて夕方の営業を取りやめることも検討しています。
そのかわりに、テイクアウトや全国発送の通信販売に力を入れることにしています。
若松屋の本吉伸佳代表は、「川下りをしたあとの観光客がうなぎを食べるというのがこれまでのパターンなので、影響は大きいです。本来であれば、柳川は、2月からひな祭りの催しが始まり1年で1番にぎわう季節になるのでその前に落ち着いてくれることを願っています」と話していました。
柳川市では、緊急事態宣言が出される前の計画では、観光客のてこ入れを図ろうと1月下旬に、夜の柳川観光を楽しむイベントを開く予定でした。
宣言を受けて、イベントの延期が決まり、影響の長期化を懸念しています。
柳川市観光協会の高橋努武会長は、「前回より、今回の緊急事態宣言の方が影響が大きいと感じている。徹底した感染対策で営業を行うとともに、それぞれの事業者でこの期間中に何ができるのかということをもう1度見直していきたい」と話していました。
以水鄉聞名的柳川市。
柳川市觀光協會表示,週末來訪的遊客跟去年同期比起來,只剩約2成左右。
尤其是該市的觀光特色,「柳川泛舟」更是深受影響。
緊急宣言發佈後,取消預約的電話相繼而來,部分船家決定縮短營業時間,而有些船家乾脆直接停止營業。
16號星期六,即使來柳川泛舟的遊客稀少,船夫仍是認真地在做準備。
70多歲的男性船夫說:「都沒有遊客來,好像在做白工一樣,但又不知道遊客什麼突然會來,所以得先做好準備。」
另一方面,柳川特色美食「鰻魚飯」的店家。
創業160年的老字號鰻魚飯店家,先前因為「Go To宣傳」的活動,所以週末時大排長龍。
但是,現在已經看不到那樣的光景了。
現在店內雖然繼續營業,但是沒有給打工和工讀的員工們排班。
店家目前的營業時間,是從上午11點開始到晚上8點為止,雖然沒有被要求縮短營業時間,但是因為生意不好,所以店家打算只營業到傍晚。
對此,店家決定將心力投入在外帶和全國的通路販售上。
若松屋的董事長本吉伸佳說:「大多數觀光客都是在泛舟完後,下船來吃鰻魚飯,所以影響很深。柳川歷年來都會在2月舉辦女兒節祭典,是一年當中最熱鬧的時候,希望疫情能在那之前好轉。」
在緊急宣言發佈之前,柳川市為了帶動地區的觀光活絡,原本計畫在1月下旬,推出柳川的夜晚觀光活動。
但是因為緊急宣言,活動決定延期,市府也擔心其影響會持續下去。
柳川市觀光協會會長,高橋努武說:「比起先前的緊急宣言,這次受到的影響更深,希望各行各業的店家,在這期間,想想有什麼辦法,可以在徹底防止感染的同時,也可以兼顧店面的經營。」
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