キューバ大使館に国旗掲揚 ワシントン
古巴大使館在華盛頓升起國旗
１９６１年以来、５４年にわたって国交を断絶していたアメリカとキューバが正式に国交を回復し、ワシントンでは業務を再開したキューバ大使館に国旗が掲揚され、キューバのロドリゲス外相は、両国関係の正常化に向けた意欲を示しました。
１９６１年以來，美國與古巴跨越５４年的斷交，再次正式的恢復外交關係。再次在華盛頓展開業務的古巴大使館升起國旗，展示古巴的外交部部長促進兩國關係正常化的意欲。
アメリカとキューバが２０日、国交を回復したことを受けて、双方の首都にある利益代表部は大使館としての業務を再開しました。
美國和古巴在２０號，恢復兩關外交，設立雙方首都的利益代表部門作為大使館，再次展開相關業務。
このうちワシントンにあるキューバの利益代表部は、２０日の朝から正式にキューバ大使館となりました。大使館ではキューバ国旗が掲揚され、集まった人たちがキューバの国歌を斉唱して、大使館の再開を祝いました。
在華盛頓的古巴利益代表部門，２０號早上正式更改為古巴大使館。在大使館升起國旗，聚來的人們一同唱起古巴的國歌，為大使館再開而慶祝。
そしてロドリゲス外相がスピーチを行い、「大使館の再開によって、きょう両国の対話が始まり、両国関係の正常化に向けた複雑で長いプロセスに道を切り開いた」と述べました。
然後舉辦了古巴外交部部長的演講，在演講內容中提到：「大使館的再開，表示兩國對話的開始，向著突破兩國關係正常化這條複雜而漫長的過程前進。」
ロドリゲス外相はこのあと、アメリカ国務省でケリー長官と会談する予定で、会談後、記者会見で半世紀以上にわたって断絶してきた両国の国交回復を世界にアピールするものとみられます。
古巴外交部部長在這之後，還與美國國務省的長官會談，在這之後將能看見超過半個世紀以上斷交的兩國，再次恢復外交關係，對世界會有什麼樣的影響。
アメリカとキューバは国交の回復を受けて、今後、経済制裁の解除など関係正常化に向けた協議を加速させたい考えです。
美國與古巴恢復外交的關係，今後希望能加速解除經濟制裁等協議，促使兩國關係正常化。
ただアメリカでは、議会で多数を占める野党・共和党の議員から「オバマ政権はキューバに妥協しすぎだ」という批判の声が上がっており、経済制裁の解除を巡る議論は曲折も予想されます。
只是，在美國方面，議會中占多數的在野黨共和黨的議員批判：［歐巴馬政權向古巴過度的妥協。」 對於解除經濟制裁的議論，被認為會還要更花上一些時間。
